お坊さんの街。

  • 2009/10/23(金) 15:41:43

<現在、ラオス・ルアンパバーンにいます。ふたりとも健康です。>


2009年10月20日、バンビエンからルアンパバーンへの移動を開始しました。
この二つの街の間は非常に景色が美しいのですが、ずーっとものすごい山道です。
どのくらいすごいかというと…



バスがパンクしちゃうくらい。
そんなこんなで7時間ほどバスに揺られて、ルアンパバーンの街に到着。
宿はバスで一緒になった二人組の日本人に連れて行ってもらったMerry Guest Houseに決定。
ボクら2人は4ベッドある部屋を1泊50000Kにして泊めてもらいました。
エアコンなしホットシャワー付きなのですが、窓枠だけあって、
窓ガラスも網戸も無いというなかなかワイルドな部屋です(カーテンはある)。
ただし蚊帳がちゃんと付いているので、特に不便は感じませんでした。

その夜は先程の日本人と一緒にメコン川で獲れた魚の料理を食いました。
二人のうち、東京君(仮名)は来年就職を控えた学生さん、
沖縄君はボクらと同じく世界一周を目指す旅人でした。
仮名からもわかるようにみんな出身地がばらばらなので、地方ネタでかなり盛り上がりました。
ちなみに沖縄君は旅を始めて4ヶ月目なのだそうですが、
この旅の中だけで既に3度目のラオス訪問だそうな。
そのくらいラオス(特にバンビエンとルアンパバーン)が気に入ったらしいです。


翌21日は街の散策に出かけました。
ここルアンパバーンの街並みは世界遺産に指定されています(世界遺産7つ目!)。
周辺国の侵攻を受けることが少なかったため、比較的古い伝統を保ったまま、
現在に至っているようです。



市内に残る寺院は80を超え、あちこちにお坊さんが歩いています。
どの寺院も保存状態がいい上に、きちんと修復もなされているようで、非常に美しい。



早朝には托鉢に回るお坊さんたちを見ることができました(暗いので残像のみ)。
仏教国とはいえ、他の街ではお目にかかれなかった光景です。



街の真ん中にあるプーシーからはルアンパバーンの街が一望できます。
まぁ、病み上がりの体での山登りはちょっとしんどかったですが。



夕方になるとメインの通りは歩行者天国となり、ナイトマーケットに早変わり。



織物や民芸品などのおみやげ物屋をはじめ、様々な露店が所狭しと立ち並びます。
そういえば。
ある時ナイトマーケットを歩いていると、急に店員たちがバタバタとし始めました。
口々に何かを言い合ったり、露店のものをしまい始めたり。
何事かと思ってみていると、どうやら警察の巡回らしい。
商品の中には観光客に売ってはいけないものが含まれているらしくて、
それを隠していたんですな。
見ていても隠しているものとそうでないものの基準がいまいちわかりませんでしたが。


ルアンパバーンの街は食べ物も比較的安いし、遊ぶところも結構あります。
ラオスマスター・沖縄君(仮名)の勧めに従って、おかゆを食べに連れて行ってもらったり、
美味しいラオスコーヒー屋さんに連れて行ってもらったり、
彼が言うところのラオスで一番美味いカオピヤック屋さんに行ってみたり。



ルアンパバーンのカオピヤックは塩味の効いた揚げせんべいを割り入れて食べます。
汁を吸うと、非常にいい感じです。
まぁ、ボクらがビエンチャンで食べたカオピヤックの方が美味かったけどね。
まだまだだな、ラオスマスター・沖縄君(仮名)。


街中からトゥクトゥクで40分くらいのところにあるクアンシーの滝にも行ってみました。



病み上がりでしたが…



当然泳ぎました。
ちなみにこの写真、にこやかに泳いでいるように見えますが、
実際はあまりの水の冷たさに表情が引きつっているところです。

時間の都合で行けませんでしたが、ルアンパバーンにはこの他にも
薬草サウナだとか、日本語学校だとか、エレファントトレッキングだとか、
見どころ・遊びどころがたくさんあるようです。
観光客は多いですが、落ち着いたいい街でした。


さて、1ヶ月に渡ってのんびりしてきたラオスももうじき終わりです。
これからタイ国境の街・フェイサイに向けて移動します。

[PON]

『KAOのひとことコラム・10』
こちらのお坊さんの衣装は、オレンジ色の布を体に巻きつけています。
ルアンパバーンは質の良い織物の街として有名なので、
ぜひ、PONさんにオレンジ色の織物をみたてようと思ったのに…
却下されました。
絶対に似合うと思うのに、残念。

ラオスは人も穏やかだし、動物たちものびのびしてるし、緑も多く、
落ち着いて街を見て回れます。
なによりコーヒーが美味い。
ベトナムコーヒーよりラオコーヒーがいいな。
ラオスは再び訪れたい場所です。
みなさんも旅をするなら、ぜひラオスにどうぞ。

[KAO]

大フィーバー。

  • 2009/10/19(月) 20:30:02

<現在、ラオス・バンビエンにいます。
  ボクが熱出しました。詳しくは本文を。KAOは元気です。>


2009年10月14日、(やっと)ビエンチャンから北上を開始しました。
山道をバスで走ること約4時間、バンビエンの街に到着。



バンビエンはソン川沿いの小さな街で、中国の桂林とも並び評される
奇峰に囲まれた景勝地です。
川の流れや山々を眺めながらのんびりするのにはいいところです。
ただし比較的小さな街なのですが、欧米人をはじめ旅行者が非常に多いので、
そのあたりがちょっと残念です(ってボクらもそのひとりなのですが)。
宿もいわゆるリゾートホテルから安宿までそろっており、
ビエンチャンなんかと比べても安宿のレベルは非常に高いです。
ボクらの泊まっているDok Khoun 2という宿も
ホットシャワーありエアコンありのツインルームで1泊40000Kです(だいぶまけてくれた)。
部屋も清潔で広く、水やインスタントコーヒーが無料です。
大半の旅行者は山々が眺められる川沿いのあたりに泊まっているっぽいのですが、
ボクらの宿は川から少し離れている分安いのかもしれません。


翌15日はバンビエン名物のチューブ(ゴムの浮き輪みたいなやつ)下りに行ってみました。
街の中をソン川が流れているため、カヤックやラフティングツアーが人気らしいのですが、
ボクらはあまり金をかけずに遊べる(1人55000K)チューブ下りにしました。
チューブが山のように積んである店で受付を済ませ、
トゥクトゥクが人でいっぱいになると15分か20分くらい上流に連れて行かれます。
で、後は基本的にはチューブに乗って流されるだけです。
ただ川岸にはバーらしきものがところどころにあり、立ち寄ることができます。
ボクらも寄ってみました。
特に酒を飲みたいわけではないのに、なぜ立ち寄ったかというと、
何か1杯飲めばターザンロープ的なもので川へ飛び込むというアトラクションを
やらせてもらえるのです(KAOはかなづちのため当然やらず)。



左上に飛び込み台があります。
ちなみに思った以上にかなり高いです。
どこぞやのお笑い番組の罰ゲーム時のコメントじゃありませんが、
下から見るのと上から見下ろすのとでは大違いでした。
実際上に上ってから、怖気づいて下りてくる人もいました。
ボクはこういうの大好きなんで、当然チャレンジ。



…えーっと、見えますかねぇ。
画面の右の方にぶら下がっている人間がいるの。
ちっちゃくしか写っていないことに関しては、写真を撮ったKAOに文句言ってください。
で、意外ときれいに頭から飛び込んだらしく(自分ではどうなっているのか全然わからず)
周りからはそれなりに歓声が上がっていたそうです。
もがきながら水面に顔を出すと周りの欧米人が何やら盛り上がっている様子。
お、これは手でも上げて応えておこうかなーなんて思っていたら…
ボクのサンダルが脱げて流されているのをみんなが必死で教えてくれているだけでした。
あわてて泳いで回収。
泳いで戻ってこようとしたら…流れに負けてどんどん下流へ。
しかたなく川岸に上がって、歩いて戻りました。
これ以降はちゃんとサンダルを脱いでやったことは言うまでもありません。




で、後はひたすら流されるだけ。



KAOは一応ライフジャケットを装着。



こんな山々を眺めながら流されるのですが。
…暑い!
いや、死ぬって。
日光さえぎるものもないし。

と思っていたら、太陽が雲の中へ。
…寒い!
いや、死ぬって。
日が陰ると気温がぐんと下がる上、元々水温もかなり低い。
そのままほとんど太陽が顔をのぞかせることもなく、2時間以上流されてました。

で…熱出しました。
あぅ。

症状はとにかく熱だけで、のども痛くないし咳も出ないのですが、
なかなか治りませんでした。
熱が上がると解熱剤と抗生物質を飲んで寝る、
やがて汗びっしょりかいて起きると熱が下がっている、
ってのを1日数回繰り返していました。
もちろん熱が高い間は多少しんどいのですが、
一旦熱が下がってしまえば元気そのもので、
腹の調子もおかしくないので飯もかなり食べていました。
病院に行くことも考えたのですが、
結局は解熱剤出されて点滴されるだけだろうと考え、部屋で寝てることにしました。

こんな時に役立ったものがいくつか。
発汗による脱水を防ぐために、持参した粉末ポカリスウェットをミネラルウォーターに
溶かして飲んでいました。
それからKAOに買ってきてもらった氷をジップロックに入れ、氷嚢や氷枕の代わりに。
一番助かったのは味噌汁の素。
持参した小鍋に買ってきてもらった白米と味噌汁を入れて雑炊風にして食べたり、
食欲のない時は味噌汁だけ飲んだりしていました。
ビバ日本食。

こんな風にいろいろ食ったり飲んだりしながらおとなしくしていたのですが、
結局丸3日以上寝込んでしまいました。
KAOにはすっかり心配や迷惑をかけてしまいました。
ありがとう。
これがもし自分ひとりで旅をしていたら、と思うとぞっとします。
加えて、ホテルの兄ちゃんや食堂の人々にもずいぶんよくしてもらいました。
ロッティ(クレープみたいな食べ物)屋の兄ちゃんも心配して栄養あるものを作ってくれました。
ありがとうございました。


そんなこんなで、ビエンチャンに続いてまたもや予定外で1週間も滞在してしまいました。
ビザなし15日の制限があるので、本来予定していた所を飛ばさなくては
いけなくなりそうですが、とにかく明日北上を再開します。
25日中にタイ国境に辿り着けないと、不法滞在で罰金取られてしまう。

みなさんもチューブ下りの際の天候には気をつけて下さい。

[PON]

Uターン大作戦。

  • 2009/10/13(火) 19:31:30

<現在、ラオス・ビエンチャンにいます。ふたりとも健康です。>


こんにちは。
元気なことは元気なのですが、先日突然くしゃみが止まらなくなりました。
何かのアレルギーでしょうか。
鼻をかみ続けた後にインド料理屋でカレーを食ったら、鼻血が出ました。
血行が良くなりすぎたせいでしょう。
みなさん、鼻のかみ過ぎと辛いものの組み合わせには気をつけましょう。
鼻血が出ます。


さて。
ボクらはビエンチャンに1週間滞在します。
なぜこんなに長い間滞在いるかというと、2つ目的があるからです。
1つはラオスの滞在許可期間を延長するため、
もう1つはタイのビザ取得のためです。

まずは1つ目。
現在ラオスにおいては、日本人はビザなしで15日間の滞在が認められます。
ボクらがビザなしでラオスに入国したのが2009年9月28日、
ということはもうじき滞在許可期間が終わってしまいます。
これを過ぎた場合、不法滞在ということで1日に付き10USドルの罰金が科せられてしまいます。
しかしボクらはラオスをまだ半分程度しか回っていません。
さてどうするか。
1つはラオスビザを取得する方法がありますが、安くても30USドル以上かかります。
安い宿なら10泊分です。
できれば払いたくない。
というわけで、ボクらはいったんタイに出国しすぐに戻ってくることで、
新たに15日の滞在許可をもらおう作戦を決行することにしました。
まぁ、作戦とか言って、さも自分らで考え出したような口ぶりですが、
単に他の旅行者から聞いたことを自分らでもやってみようというだけの話です。

手順を説明します。
まずビエンチャンのバスターミナルからローカルバスに乗ってタイとの国境まで行きます。



ひたすら長い列に並んで、ラオス側のイミグレーションで出国手続きを済ませます。
ここではラオスとタイはメコン川で区切られており、そこには友好橋という橋が
かけられていますが、歩いて渡ることは許可されていないため、
チケットを買ってバスに乗り込みます。



バスで橋を渡ります。
所要時間5分。
今度はタイ側のイミグレーションで入国手続きを済ませます。



タイ入国完了です。
そこらを散歩して、おもむろに道の反対側へ渡り、
今度はタイ側のイミグレーションで出国手続きを済ませます。
タイ滞在時間、わずか5分。



バスで橋を渡ります(おんなじ写真です)。
ラオス側のイミグレーションで入国手続きを済ませます。

はい、これで無事に15日間のラオス滞在許可をもらえました。
ものの5分で帰ってきて、ラオス側の入国管理官に何か言われるかと思っていましたが、
全く何もなし。
簡単なものでした。
かかった金も国境までの往復の交通費や橋を渡るバス代などで
1人当たり300円程度でした。
30USドルに比べたらかわいいもんです。


さて。
次はビエンチャンに滞在している第2の目的、タイビザの取得です。
数年前まで日本人はビザなしで30日間のタイの滞在許可がもらえました。
ところが今ではこれは空路で入国した場合に限られ、
陸路で国境を超えた場合は15日間の滞在許可しかもらえなくなってしまいました。
今後ボクらは再度タイへ入国し、北から南までのんびり見ていこうと思っているため、
15日では足りないと思われます。
というわけでツーリストビザ(たぶん60日間有効)を取らねばなりません。
取得に30USドル程度かかるはずです。
ところが!
なんと今はキャンペーン中(?)で、ビエンチャンでは無料でビザが取れるとのこと。
これを逃す手はない!ということで、ここビエンチャンでタイのビザを取得することにしました。
結構混雑するという情報を得ていたため、朝早めにレンタサイクルでタイ領事館に行きました。
すると…閉まっている。

…土曜日でした。
あう。

月曜日に改めてタイ領事館へ行こうとすると、とある店先に見たことある顔が。
3週間ほど前にベトナムのホイアンでちょこっとだけ言葉を交わした日本人(♂)でした。
ビザが無料らしいという話をしたところ、一緒に領事館まで行くことになりました。
てくてくと歩くこと30分、タイ領事館に到着。
…めっちゃ人がいるー。
旅行者や現地の人々であふれかえっていました。
毎日こんなにタイに人が移動しちゃったら、ラオスから人がいなくなってしまうのでは
なかろうか。←要らぬ心配
書類を書きながら待つこと1時間半、受け取りは翌日の午後ということで
書類を提出して今日は終了。

同行した日本人(S君)と一緒に昼食。
話を聞くと、どうやらボクらと同じく期限を決めずに世界一周を目論んでいるとのこと。
世界一周妄想話で盛り上がったため、結局夜まで一緒に飲みながら
ずーっと話をしていました。
ちなみにS君は、親にはバンコクに行って帰ってくるとしか言わずに
日本を飛び出してきたらしい(しかも事後報告)。
かっこいい。

翌日もS君と一緒にタイ領事館へ。
…やっぱりめっちゃ並んでる。
って、前日あれだけの人が申請していたわけだから、当たり前だけど。
1時間ほどでタイのツーリストビザが貼り付けられたパスポートを無事受け取りました。
S君はそのままタイへ移動するということなので、バスステーションまでお見送り。
また地球上のどこかで会おうと言葉を交わして別れました。


そんなこんなで、予定外に長いことビエンチャンにとどまることになったわけであります。
本当は1週間もとどまる必要はなかったんですがね。
見所の少ないビエンチャンにこれだけ滞在した日本人も珍しいんじゃないでしょうか。
さすがに飽きました。
やっと明日には北上を再開します。


そういえば。
先日、ショッキングな光景を目撃しました。
いつも飲んでいるアイスラオコーヒー。
これを作っている様子を裏から見る機会に恵まれたのですが。



見えますかねー。
コップの中で白と黒の二層に分かれているのが。
これを混ぜてから氷の入ったコップに注ぎます。
上の黒いのは当然コーヒーなわけですが、下の白いのは…コンデンスミルクです。
こんなに入ってやがったのか。
ちなみにコンデンスミルクとは別に砂糖もたっぷり入れてました。
やばいですね。
こんなのを毎日飲んでます。
糖尿病まっしぐら。

[PON]

『KAOのひとことコラム・9』
上記のS君との会話の中から。
彼は旅に出てから10kgは痩せたー。との事です。(←香草があまり得意ではないらしい。)
むむむ。ちょっと羨ましい。
…私達にはそんな気配すらありません。
よく食べるのに腹も下さないもんな。

今、食べたい日本食は何?との会話で、S君は日本米の「白米。」
うーむ。確かに食べれない。
も、こちらのライスももち米(カオニャオ)も美味しいので、
今のところ恋しいほどではない。
じゃ、何かなーと考えてみたところ、「ラーメン」だったりする。
こちらにも麺料理はいっぱいあるのだけれど、
昆布とかカツオとかのダシのきいたスープが恋しいかな。

[KAO]

美味い麺。

  • 2009/10/12(月) 17:52:10

<現在、ラオス・ビエンチャンにいます。ふたりとも健康です。>


2009年10月7日、ラオスの南端辺りから北上を始めました。
長らくのんびりしていたコン島を離れ、ボートとバスを乗り継いで
まずはパクセに到着(前回はここで日記をアップ)。
そこでその日の夜にパクセからビエンチャンへ向かうバスの席を確保。
これが予想外に高くて。
1人150000K。
ローカルバスならもっと安いんだけど、10時間以上も乗るので
値段のことは目をつぶり、高いスリーピングバスにしました。
腹ごしらえをしてからバスに乗り込むと、ベトナムで乗ったスリーピングバスとは違い、
完全にベッド状態。
ごく普通の2段ベッドがバスの中に並んでいるところを想像してもらえば、
だいたいその通りだと思います。
これは寝られるぜーと思っていたら…今度の敵はエアコンでした。
いや、本当に寒いんだ、これが。
ボクの真上の止められないエアコンの送風口から、これでもかとばかりに
冷気を浴びせ続けられました。
一人一人に掛け布団は与えられていたのですが、ほとんど意味なしでした。
車内に持ち込んだあらゆるもの(雨具とか)を駆使して(大きな荷物は預けてしまった)
何とかうとうとできた程度です。
恐るべし、ラオスの深夜バス。
まぁ、KAOには冷風が直撃していなかったためか、すやすやと眠っていましたが。
恐るべし、KAO。


そんなこんなで8日の早朝、ラオスの首都であるビエンチャンに到着。
首都とはいえ、ここでもほとんど高い建物は見られません(数少ない高級ホテルくらい)。
さすがにウシやヤギがそこら辺を歩いていることはありませんが。

途中で出会った旅行者も言っていたのですが、ここ数年でラオスの物価
(もしくは旅行者に対する物価)は急激に上昇しているそうです。
以前はどんなに多くても5000K(50円くらい)もあればお腹いっぱい飯が食えたそうですが、
今では1品10000〜20000Kくらいはします。
ちょっとしたレストランに行けば1人50000Kくらい、簡単に飛んでしまいます。
日本人の感覚だと、こんなに食って500円!みたいに思っちゃいますけど、
昔の話を聞いてしまうと、少し残念です。
そんなこんなで首都であるビエンチャンの宿代も年々上がっているようです。
他の街では高くても1泊50000Kくらいだったのですが、ビエンチャンで
そんな宿を見つけるのはなかなか難しいことでした。
初日は大荷物を背負って宿探しをしていたせいもあり、
1泊80000Kの宿(Syri 1 Guest House)で妥協してしまいました。
確かに部屋は広くて窓は大きく、ゆったりとくつろげるスペースもたくさんありましたが、
さすがに高いので、翌日には1泊50000KのMimi Guest Houseに移りました。
やはり安いだけあって部屋は狭く、ちょっとした牢屋みたいな感じですが、
それほど汚いわけでもなく、レセプションのおっさんが片言の日本語を話す面白い人です。



これはそのおっさんが知恵の輪はずしを披露しているところ。


宿で自転車を借りて、炎天下の中ビエンチャン観光をしてみました。



これはパトゥーサイ。
内戦で命を落とした戦没者の慰霊のために建てられ、
見ての通りパリの凱旋門を模して造られたんだそうな。
結構でかい。
確かにパリっぽいですねー、って行ったことないけど。



下から見上げると、ヒンドゥーっぽいレリーフがありました。
この上からはビエンチャンの街並みが一望できます。
本当に一国の首都とは思えない、緑豊かな風景でした。



これはタート・ルアン。
えーっと…金ぴかの大きな塔です。
以上。



タート・ルアンの隣の寺(?)のレリーフが非常に美しい。
寺の名前はわかりません。



携帯坊主。←意味なし

そういえば、とある夜に盆踊り大会がありました。
別にラオスのお盆だったわけではない(はず)ですが、
ラオス在住日本人会的な人々が企画したようです。



日本人だけでなく、現地の人々も浴衣を着て集まっていました。
たこ焼き屋や焼きそば屋といった日本風屋台が立ち並び
(中にはなぜかカニクリームコロッケ屋もあった)、
あちこちから日本語が聞こえ、楽しげな雰囲気でした。



和太鼓の演奏もありました。
カンボジア在住の日本人によって結成された『芽魂太鼓(メコンだいこと読むらしい)』の
方々が、わざわざこのためにやってきたそうです。
カンボジア人はもちろんのこと、旅行者の欧米人たちも興味深そうに
演奏を眺めていました。
まさか、ラオスで和太鼓が聞けるとは。


ビエンチャンで出合った美味いもの。



カオピャックといって、本来はこれから訪れる予定のルアンパバーンの名物らしいです。
美味いよ、これは。
ほとんど毎日通っているNamphu Cafeという定食屋の名物料理らしく、
夜になると売切れてしまうほどです。
米を使った麺なのですが、ラオスらしくおそらくもち米を使った麺だと思われ、
もちもちして弾力があります。
スープはチキンベースで、それだけじゃない何かがいろいろ入ってそうですが、
味音痴のボクにはそれ以上はよくわかりません。
香草の香りもします。
そして具が美味い。
空心菜などの野菜も美味いのですが、肉がまた美味い。
大きな塊でかりっかりに揚げた豚バラを切ったものが載っているのですが、
これが汁を吸うと、非常にいい感じです。
それからこれがこの麺料理の美味さのポイントだと思われるのですが、
揚げた玉ねぎがたくさん散らしてあります。
これがいい香りで、スープも時間が経つに連れて美味くなっていきます。
これで10000K、約100円。
この店は他の料理も安くて美味いので、
ボクらは飽きもせずにせっせと通っているわけです。

あー、また食いたくなってきた。

[PON]

『KAOのひとことコラム・8』
ビエンチャンの街の中心には、ナムプー(噴水)といわれるちょっとした広場があります。
観光も終えてしまうと他にすることもないので、
よく本を読んだりのんびりするため(←宿は牢屋みたいでくつろげない)利用します。
ナムプーといわれるだけあって大きな噴水はあるのですが…この噴水はやる気がありません。
ほとんど水を噴出していないし、出た!と思うと時間もまちまちで面白い。
夜は微妙なライトアップがされます。
それでも現地の人をはじめ、旅行者も多く訪れます。
盆踊りがあることも通りすがりの日本人から教えてもらいました。
そんな風景を眺めながらゆっくりと時間を過ごすのもなかなかいいものです。

[KAO]

幸せな島。

  • 2009/10/07(水) 19:43:40

<現在、ラオス・パクセにいます。ふたりとも健康です。>


お久しぶりです。
たまっていた日記を続けてアップします。
1週間ほど何をしていたかというと…何もしていませんでした。
詳しくは以下の日記をどうぞ。


2009年10月3日、チャムパサックからコン島への移動を開始しました。
渡し舟やバスを乗り継いで南下すること約3時間、メコン川沿いのバン・ナカサンに到着。
チャムパサックの辺りでもメコン川の幅は相当ありましたが、この辺りでは十数kmにも及びます。
大きな滝がいくつも生まれ、大小の島々が無数に存在することから、
この一帯は「四千の島々」を意味する「シーパンドン」と呼ばれています。
ボクらはその内のひとつ、コン島に渡ることにしました。



バン・ナカサンからコン島へはボートで渡ります。
1人20000K。

まずは宿探し。
この島に住むドクターが経営するSomphamit Guest Houseにすることにしました。
エアコンなしホットシャワーなしのダブルルームで1泊40000Kです。
コテージ風で一部屋ずつが独立した建物になってます。
ベッドには蚊帳も付いてます(実際はそんなに虫は多くなかったですが)。
メコン川に面しているので眺めは大変よく、夕暮れにはこんな感じになります。



対岸が近く見えますが、これもひとつの島(デット島)です。
強いて宿の欠点を挙げるなら、水道の水が茶色いことくらいですかね。
最初はちょっとおよっと思いましたが、すぐに慣れてしまいました。
顔を洗うのも歯を磨くのも洗濯をするのも茶色い水です。
もしかしたらメコン川から引いた水かもしれません。
実際ボクらの部屋の前がちょっとした入り江のようになっており、
夕方になると次々に現地の人々がやってきて、洗濯や歯磨きをしたり、
体や髪を洗っていきます。
気持ちよさそうですが、自分ではまだやってみていません。


毎日この島で何をしていたかというと…何もしていませんでした。
何にもない島なのですが、のどかでみんな笑顔で優しく、
あちこちで動物たちがのんびりしています。
楽園のような島ですね。
楽園というと今までは海に浮かぶ島を思い描いていたのですが、
川にもこんないい場所があるんですね。



そんな島で散歩したり、



水牛にちょっかい出したり、



ハンモックに揺られながら本を読んだり昼寝したりしながら5日間も過ごしてしまいました。
ちなみにKAOはハンモックが大好きなのですが、乗り物酔いしやすい体質のため、
自分で散々揺らした挙句、毎日少なくとも1回はハンモック酔いしてベッドでぐったりしていました。
アホか。
自分で加減しろっちゅーの(ちなみに今も横のベッドで寝ている)。


冒頭の方にも書いたように、この辺りには滝も多数存在するようです。
宿から歩いていけるところにあるソンパミットの滝を見に行ったりもしました。



我々が普通に思い浮かべる滝とは異なり、実際は急流というか激流なのですが、
水量が多く、しかもいくつもの流れが合流するので、すごい迫力でした。

また唯一の遠出として、ボートとおんぼろワゴン(エンストしまくり&窓外れそう)を
乗り継いで、コーン瀑布群最大の滝であるコーンパペーンの滝も見に行きました。



川幅が広すぎて(1kmくらいあるらしい)とても写真ではすべてを表現できないのですが、
とにかくものすごいです。



今は雨季なので、特に水量が多いのかもしれません。


とある日曜日、街が全体的になんとなく浮き足立ってるなーと思っていたら、
どうやら何か特別な日であったようです。



各家々でこんなものや…



こんなものを朝から作っていました。
そして夜になると、これらにロウソクや線香を立ててメコン川に流していました。
あちこちから子供たちのはしゃぐ声や、ロケット花火の音が聞こえてきました。
食堂や宿でも電気を消し、代わりにたくさんのロウソクを立てていました。
真っ暗な川に次々とロウソクの灯った小船が流れてくる様は、
何というかすごく幻想的で、美しいものでした。
そんな灯りを現地の人々が静かに眺めていた姿が非常に印象的です。
(写真も撮ったのですが、暗くて何だかよくわかりませんでした。残念。)


現在はラオスの首都ビエンチャンに向かって北上中です。

[PON]

『KAOのひとことコラム・7』
宿の目の前がちょっとした憩いの場になっていて、とてもいい感じです。
それじゃあ「青空散髪だ!」ということで、PONさんに髪を切ってもらいました。
正確にはバリカンですいたという感じです。
大人になってから美容師じゃない人に髪を切ってもらうのは初めて、
もちろんPONさんも人の髪を切るのは初めて。←自分のはいつもやってるけど。
お互い心中穏やかじゃない(笑)
さて、出来栄えはいかに…。
このブログでの写真は散髪前なので、次回の写真で確認できるといいですね。
きっと、わからないかもしれませんけど(笑)

[KAO]