下手にも程がある。

  • 2009/12/04(金) 20:38:31

<現在、インドネシア・ジョグジャカルタにいます。ふたりとも健康です。>


さて。
マラッカの話の続きです。
まずは食べたものシリーズ。

マレーシアの屋台の定番メニューの一つにハイナン・チキンライス(海南鶏飯)があります。
ローストしたり茹でた鶏肉を骨ごとぶつ切りにしてご飯の上に載せてあります。
チキンの代わりにダックもよく見かけます。
ご飯は鶏がらスープで炊いてあるそうです。
で、マレーシアで一番おいしいといわれているのがここマラッカのチキンライスだそうです。
そう言われたら、食べないわけにはいかないでしょう。



マラッカのチキンライスの最大の特徴は、何と言ってもこのご飯の形。
団子状に丸めてあるのです。
美味しいと評判の店で食べてみることにしました。
(ローストチキンは売り切れていたので、やむなくスチームチキン。)
…うーん、微妙。
確かに鶏肉は美味い。
ご飯は…いまいちはっきりしない味だし、そもそも丸めてある意味がわからん。
せいぜいバラバラにならないからちょっと食べやすいってことくらいで、
それ以上のメリットは感じられませんでした。
ちょっと残念。






マレーシアの定番メニュー、ナシ・チャンプル(漢字だと経済飯)。
これは特定の料理を指すのではなく、ご飯(ナシ)にいろんなおかずを乗っけたものです。
様々なおかずが入ったバットが所狭しと並べられているので、
好きなだけ盛り付けたご飯の上に食べたいおかずをのっけていきます。
安い店だと2RMくらいから。
写真のようにアホみたいにおかずをのせ過ぎると、7RMくらいになってしまいました。
これにスープが付きます。
本当にいろんな種類のおかずがあるので、毎日これでいけます。



これはマレー料理の一つ、ラクサ。
コシのある小麦麺とココナツミルク入りのスープが特徴です。
見た目通りかなり辛いですが、美味い。


さて、続きましてはー。
マラッカで見かけた変なものシリーズ。



生まれたての小鹿の像?
つるんとしていて、小鹿かどうかも怪しい。
前回紹介したオランダ広場にいました。



同じくオランダ広場で、花嫁写真の撮影会?
って、これは別に変じゃないか。

東南アジアには自転車に人が乗るための荷台を取り付けたような乗り物が
ある国がいくつかあります。
スピードが出ないため、今ではもっぱら観光用にしか使われていないようです。
例えばベトナムでは『シクロ』と呼ばれ(←ぼったくりで有名らしい)、
ここマレーシアではトライショーと呼ばれているのですが…



派手だっつーの。
このような花飾りは標準装備、ほとんどのトライショーには音響設備が搭載されていて、
まるでヤン車かのように爆音と共に街中を走り回っています。
夜になるとビカビカのライトが光ります。
しかも意外と観光客が乗ってるし…。
ボクらは乗りませんでしたが。
ただ悲しいことが一つ。
トライショー運転手は高齢化が進んでいるらしく、体力がないため、
ちょっとした坂を上りきれずに、押していました。
乗っている観光客、苦笑い。

前回紹介した船を見に行った時のことです。



その裏側でローカル映画の撮影をしていました。
どうやら曲に合わせて俳優たちが踊る、インド映画のような形式でした。
って、インド映画なんて見たことないけど。
手前左から主役(男)、監督兼振付師(男)、振付師(女)、主役(女)だと思われます。
数十秒程度のワンシーン毎に、主役たちに対して振り付け指導がなされるのですが、
非常に大きな問題が。
…主役(男)、リズム感無さ過ぎ。
本当にひどい。
主役(女)の方はリズム感も良く、踊りも上手い。
一方、主役(男)の方はびっくりする程覚えは悪いし、踊りも下手。
どのくらい下手かというと…



このくらい。
これ、本当は二人が同じ動きをしなきゃいけないんです。
全然違うのがわかっていただけますでしょうか。
監督、振付師に加え、主役(女)も幾度と無くキレ気味になっていました。
しかも主役(男)はなぜかやる気だけはあり、完全に空回り。
たった10秒程度のワンシーンを、本当に何度も何度も撮り直していました。
ボクらも曲を覚えてしまうくらい。
日曜日だったせいもあり、多くの観光客もその撮影の様子を見ていたのですが、
その観光客に加え、カメラマンや音響の人たち全員が
「オレが踊った方が上手い。」と心の中で思っていたことは間違いありません。
いったいなぜ彼は主役なんかに抜擢されたのでしょうか。
顔、もしくはコネですかね。
本当に何度も何度も失敗していたので…



当然怒られていました。


さて。
マラッカといえばマラッカ海峡!
というのも、ボクらは先日旅先で手に入れた『航海者』という歴史小説を読んだのですが、
その本にはここら辺りも舞台として登場していたので、にわか仕込みの知識と好奇心で
マラッカ海峡越えをちょっと楽しみにしていたのです。
…が。
嘘か誠かマラッカ海峡にはいまだに海賊が出るから危ないとか、
スマトラ島はぼったくりが多かったりスリや強盗が多いなど非常に治安が悪いとか、
半ば強制的に悪いレートで両替させられるだとか、
日本人はイミグレーションで別室に連れて行かれるだとか、
とにかく数多くの良からぬ噂を耳にしました。
というわけで、マラッカ海峡を船で越えてのインドネシア入国は断念することにしました。
スマトラ島には世界自然遺産にも指定された国立公園がいくつかあり、
そこの熱帯雨林にはオランウータンやスマトラトラ、象などを見ることが
できるらしいのですが…残念です。
というわけで、この後はマレー半島南端まで移動し、シンガポールから飛行機で
インドネシア・ジャワ島に渡ります。
というか、既に渡っています。
あぁ、実際の行程に日記が追いつかない…。


そういえば、先日ボクの眼鏡のつるが折れました。
プラスチック製なのですが、真ん中あたりから真っ二つ。
前触れもなく。
持ち上げただけなのに。
不吉だ…。

[PON]

『KAOのひとことコラム・14』

マラッカといえば「チーズタルト!」…ってわけありません。
マラッカに在住する日本人が作っているホームページを見ていたところ、
非常に美味しいと絶賛しているチーズタルト屋がありました。
その名も「Tart&Tart」。
そこまで言うなら食べてみますか。と行ったわけです。



まぁ、美味しかったですよ。普通に(笑)。
でも、チーズもののお菓子なら「ルタオ」が1かな。

[KAO]

気が付けば世界遺産。

  • 2009/12/03(木) 20:22:52

<現在、インドネシア・ジョグジャカルタにいます。ふたりとも健康です。>


ネット環境に恵まれなかったため、実際いる場所と記事がだいぶずれてきました。
追いつかねば。


2009年11月26日、首都クアラルンプールを離れ、南下を開始しました。
巨大なバスターミナルからバスに揺られること2時間半、マラッカに到着しました。
まずは宿探し。
海に近い新繁華街Taman Melaka RayaにあるSunny's Inn Guest Houseにしました。
部屋は比較的広く、というか風呂場とシャワールームが無駄に広い感じでしたが、
エアコンなしシャワー付きのダブルルームで1泊40RMでした。
常に上半身裸の中華系のオーナーらしきおっさんは非常に親切で、
今日はあそこに行くとおもしろいとか、シンガポールの安い宿を知ってるぞとか、
何かと世話を焼いてくれました。
また近々そこの宿を継ぐ予定だという夫婦の奥さんの方が日本人だったので、
何かと助かりました。
飛行機に乗るための日数合わせで予定外にマラッカに4泊もしたのですが、
非常に快適に過ごすことができました。
旅をしていて思ったのですが、どんなに素晴らしい観光地でも、
例えば宿の人が感じ悪かったり、食堂や店で嫌な思いをすると、
その街の印象は悪くなってしまいます。
もう二度と来るもんかと思ってしまいます。
逆に何にも見るところがない街でもいい人に出会えると、いい街だったなぁとなります。
人との出会いってすごく大切ですね。
話がずれましたな。


マラッカの街並みはペナン島のジョージタウンの街並みと共に
包括的に一つの世界文化遺産に登録されています。
登録後、まだ1年ちょっとという新しい世界遺産です。
我々にとっては9つ目の世界遺産となりました。
…って、世界遺産であることは来てから初めて知ったんですが。

マラッカはかつて中国からインド、中東へと続く海のシルクロードと呼ばれた航路上で
最も重要な中継地の一つであり、中国やポルトガル、オランダ、イギリスなどが
この都市の覇権を巡って争ったそうです。
よってオランダを初めとして、様々な文化の影響を受けた建造物が街のあちらこちらで
見かけられます。



オランダ広場です。
えーっと…オランダっぽい広場です。
以上。
…というわけにもいかないか。
マラッカの中心ともいうべき広場で、キリスト教会やスタダイス(←1650年代に
オランダ総督公邸として建てられた)など、オランダ統治時代の赤色の建物に
囲まれています。←ほぼガイドブック丸写し



セント・フランシスコ・ザビエル教会です。
あのカッパ頭はここマラッカから日本へ向かったらしいですな。



サンチャゴ砦です。
見ての通り、砦の跡です。
サンチャゴさんが造ったんですかね。
適当ですけど。



スルタン・パレスです。
スルタンとは王様のことで、15世紀に栄えたマラッカ王国の宮殿を復元したものです。
美しい庭も再現されており、ベンチでのんびりしていたら…蚊に刺されまくりました。

街の真ん中にはセント・ポールの丘という小高い場所があり、てっぺんには
セント・ポール教会があります。



セント・ポールの丘と言うからには、ポールさんなんでしょうな。



で、これがセント・ポール教会。
ポルトガル人がキリスト教布教の拠点として築いたらしいのですが、
丘という場所柄要塞としても使われ、破壊された結果現在も廃墟のままなんだそうな。

この丘からは街が一望できます。



猫と一緒に眺めてみると…



夕日の沈む先はマラッカ海峡。
あの向こうはインドネシア・スマトラ島があります。
見えないけど。



海辺に高ーい塔が見えます。
上の方にある円盤状の所には人が乗ることができて、回転しながら上下するように
なっています。
移動式展望台ってところでしょうか。



下から見るとこんな感じ。
せっかくなので乗ってみました。
1人20RM。
結構高い。←値段も高さも



この赤レンガ屋根の街並みが『いかにもマラッカ!』だそうです。
チャイナタウンの辺りでしょうか。



後から建てられたマンションやアパートの屋根にも赤レンガの屋根瓦が使われていました。



海洋博物館には、かつての海洋王国を偲ばせるがごとく、帆船がありました。
このフローラ・デ・ラ・マール号というガレオン船は、マラッカ王国から略奪した宝石を
満載したまま沖合いで沈没したポルトガル船を復元したものだそうです。



せっかくなので乗ってみました。
思った以上に中は広く、驚きました。
が、かつてこんなのに乗って1年も2年も航海した人がいたとは信じ難い。
ボクは嫌です。
ルフィって偉い。

それから。
これは観光というわけではないのですが。
こんな感じでマラッカという街はどっちかと言えば『古都』というイメージだったのですが、
巨大なショッピングモールが立ち並び、ブランドショップや高級レストランなんかが
普通にあって、ちょっと驚きました。
駐車場でアメフトの試合くらいできそうな、バカでかいジャスコもありました。



こんなシネマコンプレックス的なものもありました。
で、写真の左下の方をよーく見ると…
そうです。
ダイソーです。
日本企業、恐るべし。
ちなみに100円均一ではなくて5RM(150円くらい)均一でした。
店内では宇多田ヒカルが流れていました。


久々に真面目に観光したので、意外と写真が多くなってしまった。
マラッカ編は後半に続きます。

[PON]

憧れのマレー鉄道。

  • 2009/11/28(土) 19:45:14

<現在、マレーシア・マラッカにいます。ふたりとも健康です。>


2009年11月23日、ランカウイ島の天気の悪さに見切りをつけ、南下を開始しました。
まずはランカウイのクアという町からフェリーで約1時間、
マレーシア本土側のクアラ・ケダという町へ。
そこからタクシーで15分、アロースターという町の駅にやってきました。
首都クアラルンプールへ向かうため、今回は列車を使うことにしました。
沢木耕太郎の『深夜特急』にも登場する、あのマレー鉄道です。
って、読んだこと無いけど。
実際はバスの方が安く接続も良く時間もかからないらしいのですが、
たまには列車の旅もいいかなぁ、ということになりました。
座席は数日前にネットで2等寝台を予約したのですが、
残り座席が少なく、残念ながら上段しか空いてませんでした。
一般的に寝台車は下段の方が広く、窓も大きいのです。
まぁ、防犯の点から言えば上段の方が安心だし、また値段も安いのですが。

朝もゆっくり起きて、のんびりしながらアロースター駅までやってきたのですが、
時間は14時30分。
一方、クアラルンプール行きの列車の発車予定時刻は18時7分。
まだだいぶあります。
幸い駅の片隅に小さな食堂があったので、コーヒーを飲んだり飯を食ったりしながら
時間をつぶさせてもらいました。
すると…次から次へとホームに人があふれ出しました。



どうやら修学旅行らしく、地元の中学生と思しき若者でごった返してしまいました。
さっきまでホームには猫くらいしかいなかったのに…。
最終的には修学旅行生に加え、旅行者、地元の利用客とその見送りで、
ホームは大混雑でした。

ちなみにタイのバンコクからマレー半島をぶち抜いてシンガポールまで走る
国際列車があるそうです。
東洋一の豪華列車で、3ヶ国を2泊3日、47時間で駆け抜け、
座席はいずれもキャビンスタイル(2名1部屋)、シャワートイレ付き。
食事はいくつかのコースが用意されているが、フランス料理が中心。
服装も日中は自由だが、夜はフォーマルが義務付けられ、
お値段もスタンダードで14万円、スイートだと40万円也!
しかし貧乏旅行者である我々はそんな列車に乗れるはずもありません。
一方、それ以外の長距離列車は減少傾向にあるようです。
採算が取れなくなったと言うか、国内の道路事情の良化および空路交通網の発達に伴い、
乗る人が少なくなったんでしょうね。
どこの国も鉄道事情は一緒のようです。
実際ボクらが乗った、タイから国境を越えてマレーシアのクアラルンプールへ行く列車も
1日1本しかありませんでした。
それでもいまだに完全に廃止されないのは、地元の利用客ももちろんですが、
ボクらみたいな旅行者に根強い人気があるからなのでしょう。

…なーんて、さも憧れの列車の旅を楽しんだかのような書き方ですが、
実際はアロースターを発車してから1時間後には眠り込み、
気付いたときにはクアラルンプールという状態だったので、
鉄道だろうがなんだろうが全然関係なかったわけですが。
窓からの景色もずーっと暗闇だったし。
ま、雰囲気ですよ、雰囲気。



これがボクらが乗った列車…ではありません。
到着時刻に来たので、あわてて写真を撮ったら…ただのローカル列車でした。
ボクらの乗る列車が到着した時には、大混雑に負けないよう必死で自分らの
車両を探していたので、写真とかそれどころではありませんでした。
ちなみに列車は30分遅れで到着。
さすがは東南アジア。



2等寝台はこんな感じ。
意外と広く、大きなバックパックを置いて足を載せると問題なく寝られました。
(KAOはちびっ子なので足を載せなくても寝られたようです。)
今までの夜間移動の中では一番快適に過ごすことができました。


というわけで朝6時、クアラルンプール駅に到着。
クアラルンプールはマレーシアの首都、巨大都市です。
ボクらはチャイナタウンに移動し、宿探しをしました。
最近のクアラルンプールの安宿はなかなかひどいという噂を耳にしていたのですが…
まぁ、噂に違わぬ怪しい感じでした。
どのくらい怪しいかというと…



このくらい。
ビルの3階がフロントになっているのですが、そこへ上がるエレベーターがこの有り様。
ボタン無いし。
実際は動くらしく、フロントの人が盛んに乗ることを勧めてくれましたが、
怖いので丁寧にお断りしました。
ちなみに宿の名前はWheeler's Guest house。
フロントまでの道程は怪しいものの、チャイナタウンや繁華街、バスターミナルまでも
歩いて行ける所にあるし、フロント横には熱帯魚の水槽やちょっとした滝のようなものもあるし、
ネコはいるしサルはいるし、従業員には怪しげな中国人インチキマジシャンみたいな人も
いれば、かと思えばフラメンコでも踊れそうなラテン系の女の人もいるし…
ほめてんだかけなしてんだかわかんなくなってきましたが、
決して不快な感じはしませんでした。
部屋はお世辞にもきれいとは言い難い感じでしたが、
まぁ、寝泊りする分には不自由ありません。
ホットシャワーエアコン付きのダブルルームで1泊55RM、1600円くらいでしょうか。
タイやラオスの同じレベルの部屋と比べると、1.5〜3倍程度高い感じです。
それを考えれば、マレーシアは若干物価が高いんですな。
食事もやはり1.5〜2倍くらいします。


クアラルンプールは当初の予定ではすっ飛ばそうかと考えていたくらい、
特に見たいと思っていたものがなかったので、大して観光もしませんでした。
首都だし、どうせ通るならちょっと寄ってみるか、ってところです。
見たものといえば…



マスジット・ジャメという古いモスク。
クアラルンプール発祥の地らしいのですが、何で発祥の地かは…知らん。
中には入らず。



ムルデカ(←独立という意味)広場。
まぁ、ここは見に行ったと言うよりは、暇つぶしに芝生で寝転んでやろうと思って
行ったのですが、日光を遮るものがなくて死にかけました。
ランカウイではあんなに天気悪かったのに…。←まだ言ってる

それからクアラルンプールタワーに代わって、いまやこの街ののシンボルともなった
ペトロナス・ツイン・タワー。
高さ452m、88階建てのツインビルで、建設当時は東南アジアで最も高い建物だった
そうです。



…まぁ、写真を見ておわかりのように、見に行ったというよりは建物の隙間から
偶然見えた、という感じです。
正直ツインタワーであったかどうかも微妙です。
ボクらにとってどれくらい興味がなかったかが伝わったかと思います。

その他に行ったところといえば、チャイナタウンやクアラルンプール最大の繁華街である
ブキッ・ビンタン(←発音しにくい)周辺です。
目的はもちろん食べ物です。



チャイナタウンの喫茶店、その名も『茶王・King of Tea』。
大きく出ました。
美味かったけど。
さすがキング。



朝食代わりに肉まん。
漢方っぽい味がしました。



サテーと言って、マレー風焼き鳥。
牛肉や羊肉もあります。
甘辛いピーナッツソースで食べるのですが、めっちゃ美味い。
5本とか10本単位で売ってくれます。
5本で3RMくらい。



ローストダックとご飯。
骨ごとぶつ切りにしてあるのでちょっと食べにくいですが、美味い。



バクテー(肉骨茶)といって、屋台の定番料理だそうです。
ボクとしては最大のヒット料理(KAOは若干苦手らしい)。
肉骨茶という字面からもなんとなく想像できるかもしれませんが、
豚の肉や内臓を漢方入りの醤油ベースのスープで煮込んだ中国系の鍋料理。
野菜の他、湯葉や油揚げが入っていたりしました。
特にこのスープが美味い。
ご飯にかけて食べるとたまりません。
8〜10RMくらい、300円弱といったところです。
それにしてもマレーシアは料理の種類が多彩だなー。

だいたいの店のメニューには中国語と思われる漢字も併記してあることが多いので、
なんとなくわかるものも結構ありました。
「あれって、もしかして生姜とネギで炒めた肉ってことじゃない?」とか、
「あー、『粉』ってのが麺っていう意味かも」なんて想像するのも、
結構楽しかったりして。



まぁ、この漢字から「ミロ」を想像するのは難しいですが。
それより3色紅茶、4色紅茶が気になる。

最後に街で見かけた看板。



足うらがマッサージですか。
体がマッサージですか。
そうですか。

[PON]

♪あぁあー マレーシアはー 今日もー…

  • 2009/11/25(水) 14:58:05

<現在、マレーシア・クアラルンプールにいます。ふたりとも健康です。>


2009年11月17日、あまり天候に恵まれなかったプーケットを離れ、南下を開始しました。
マレーシア国境に限りなく近いサトゥンという町までのバスチケットを
プーケットの宿で手配してもらったのですが、これがなかなかハードな移動でした。
800Bと結構高めだったので、もしかしたらいいバスなのかなーと思っていたら…
甘かった。
計5台のワゴン車や乗用車を次々と乗り継ぐ羽目になりました。
たった15分くらいで乗り継ぎになったり。
かと思えば、普通の乗用車に運転手を除いて4人の旅行者が乗ることになったのですが、
当然全員が大荷物を持っています。
トランクには既に運転手のものらしき荷物も入っていたせいで、ボクら二人分のバックパックは
後部座席へ。
というか、半分オレの膝の上へ。
重いっつーの。
隣にかなり大型の外国人の女性が座ったおかげで、後部座席の真ん中に座ったKAOも
座席にごく浅くしか腰掛けられず。
外はものすごいどしゃ降りなのに加えて、車がボロいせいで窓が曇りまくり。
よって運転席側の窓を全開にして走ったため、後部座席(というかボクのところ)に雨入りまくり。
それでもほぼ視界ゼロのまま、1時間ほどぶっ飛ばしまくり。
運転手以外は(もしかしたら運転手も)命の危険を感じていたと思います。
そして最後はピックアップ車の荷台(屋根付きだったけど)。
…800Bは高かった気がする。
まぁ、そんなでも約10時間かけて、なんとかサトゥンの町に到着。

マレーシアの国教はイスラム教なのですが、そのマレーシアに近いサトゥンの街は
タイとはいえ、イスラム教の匂いがあちこちで感じられました。
街の中心には大きなモスクがあり、(たしか)アザーンと呼ばれるお祈りの声が
拡声器から街中に響き渡っていました。
ベールやスカーフを頭にかぶった女性も数多く見られました。
晩飯は宿の近くにあった屋台街のようなところへ行ってみたのですが、
羊肉料理らしきものもありました(イスラム教が豚肉が禁忌)。



ちなみにこれはそこで食べた、貝入り広島風お好み焼き風食べ物。
パリッとしていて、非常に美味い。


さて、翌朝。
久々の国境越えです。
サトゥンの港でタイの出国手続きを済ませ、フェリーに乗ること1時間。
ついに5カ国目マレーシアに到着!
現在、日本人はビザなしで90日間の滞在が許されます。
ということで、何事もなくイミグレーションを通過。
着いたところはランカウイ島です。
ランカウイ島は、マレーシアではペナン島に次ぐリゾート地として知られているようです。
さぁ、あまり天気の良くなかったプーケットのことは忘れて、リゾートリベンジだ!
(ガイドブックによれば)今はベストシーズンだぜ!



…生憎の雨模様でした。
タクシーの運ちゃんに聞いてみても、「毎日雨なんだよねぇ…(ため息)。」
という感じだったので、やはり本来はこうではないようです。
温暖化の影響による天候不順なんでしょうかねぇ。
ちなみに写真はランカウイのシンボル的存在であるワシ…かタカのどっちかの像です。
たぶんワシ。←ウソかも

宿はチェナンビーチとテンガービーチの中間にあるTanjung Malie Beach Motelにしました。
軒並み1泊数千円から数万円という高級リゾートが並ぶ中、1泊60RM(リンギット)、
たぶん1RMは27〜30円くらいだから1泊1800円という安宿だったので、
さすがに部屋はしょぼい感じでした。



でも部屋から歩いて10秒くらいで砂浜という立地条件でした(天気悪いけど)。
こっちのテンガービーチは大きな高級リゾートホテルがその大部分を占めているせいか、
ほとんど人気(ひとけ)がありませんでした。
ボクらの宿の付近だけ、マレー人が遊んでいるといった感じです。
一方、岩で隔てられた隣のチェナンビーチは比較的手ごろな宿も多く、
マリンスポーツを楽しむ人々やビーチで遊ぶ人々でにぎわっていました。

…しかし。
天気が悪ーい!
ランカウイ島には5日ほど滞在したのですが、太陽が照りつけたのは
合計でもせいぜい2〜3時間ほどだったと思われます。



雲の切れ間から太陽が顔を覗かせた貴重なひとコマ。



プーケットほど水もぬるくなく、夕方になると肌寒いくらいでした。
曇っているだけならまだいいのですが…半分くらいは雨も降っていました。
うむむむむ。
どちらの日頃の行いが悪いのか…。

最終日にはランカウイ島から船で1時間ほどのところにあるパヤ島に行ってみました。
パヤ島はサンゴ礁に囲まれた美しい島で、ダイビングやシュノーケリングには
最適の場所らしいのですが…



曇りのち…雨。
うぅぅぅぅ。

でも、太陽こそ降り注ぎませんでしたが、非常にきれいでした。
ボクらはシュノーケリングをしたのですが、砂浜の数メートル先からサンゴ礁になっており、
間近にたくさんの魚たちを見ることができました。
(写真の緑色の濃い部分がサンゴ、ってよくわかんないかな。)
ボクにとってこんなところでシュノーケリングをするのは初めての体験だったので、
シュノーケルを口にくわえたまま、一人で大騒ぎしていました。
まぁ、これで太陽が出ていればもっときれいだったんでしょうが…考えるまい。
そして帰る頃にはどしゃ降り。
まさか南国の島で寒さに震えることになろうとは、想像もしていませんでした。
しかも帰りの船内にはご丁寧にも冷房が…。
殺す気か。
ま、貴重な体験であることは間違いないが。


というわけで、我々のもっぱらの楽しみは食事。
マレーシアはマレー料理のほか、中華料理、インド料理、およびそのミックスなど、
いろんな料理が食べられます。
まずは基本的なマレー料理から。



これはナシゴレン。
「ナシ」がご飯、「ゴレン」が炒めるという意味で、マレーチャーハンってところでしょうか。
タイのチャーハン(カオパット)に比べると、味が濃く、油も少なめ。
ボクはこっちの方が好きかな。
でもこの黒っぽい色は何のソースなんだろう…。



これはミーゴレン。
「ミー」が小麦麺だから、マレー風焼きそば。
って、フラッシュたいて撮ると、出来そこないのスパゲティみたいに見えるな。
まぁ、確かにスパゲティっぽい麺だけど。
これもナシゴレン同様、黒っぽいソースを使っています。
ナシゴレンもミーゴレンも3.5RM。
タイよりも若干物価は高めな感じがします。
その他にも中華料理やインド料理を食べましたが…
気付いたら食べ終わってました。
撮り忘れました。
またの機会に。

そういえば。
宿の近くの広場には日曜日になると簡易遊園地ができていて、出店が並んでいました。



お化け屋敷や射的場の他、観覧車もありました。←全て前日までは無かった
問題はこの観覧車。
…めっちゃ高速回転。
1周7〜8秒程度。
しかも乗ったが最後、少なくとも10周は回されていました。
食後に乗ったら、吐くこと間違いなし。
ランカウイへご旅行の際は、ぜひお試しあれ。

[PON]

『KAOのひとことコラム・13』

ランカウイは特別租税地区に指定されているため、
島全体が免税になっています。
実際に泊まっていた所から歩いて5分くらいに、
島でいちばんの品揃えというデューティーフリーショップがあったのですが、
ブランド品にも買い物にも興味のない私達には無用のものだったり…。
強いて買った物といえば、マレーシアのタバコを1カートンづつ。
1カートン14RM(約420円)。1箱42円。安〜い。
買い物しまくりたい方にはおすすめです。

私事ですが、姉貴へ。
「今度遊びに行くなら、ランカウイがいいよ。」

[KAO]