シンガポールといえばマーライオン。

  • 2009/12/05(土) 23:13:19

<現在、インドネシア・ジョグジャカルタにいます。ふたりとも健康です。>


まずは。
日本出国から3ヶ月が経過しました。
今まで体調を崩したといえば、
風邪をひいたり、ちょっとお腹を壊したり、蚊に刺されたり…。
まぁ、かわいいもんです。
意外と何事も無く旅を続けております。
これからもいい旅が続けられますように。


さて。
2009年11月30日、マラッカからバスに揺られること3時間、
マレーシア最南端の町ジョホール・バルに到着。
ジョホール・バルと言えば、サッカー好きの人は思い出しますかね。
1997年にサッカー日本代表がワールドカップ本戦出場を決めた、あのジョホール・バルです。
というわけで、そのサッカースタジアムに…行ってません。
誰もいないサッカー場見てもつまんないし。
シンガポールを目の前にして、なぜ特に見所も無い(←失礼)ジョホールで1泊したかというと…
シンガポールは物価が高い!
安宿でも50シンガポールドル(Sドル)、
1Sドルが60円ちょっとだったはずですから、1泊で3000円以上です。
高い!
というわけで、宿代を浮かすためにジョホールにとどまった訳です。

ジョホールにはまともな安宿が無いという事前調査の元に安宿街を歩き回ったのですが、
やはりあまりきれいなところはありませんでした。
まぁ、1泊するだけだからと選んだ宿は、エアコンなしホットシャワーなしの
ダブルルームで、40RM。
この界隈では安いほうだと思われます。
エレベーターは止まりそうだし、シャワーを掛けるところも壊れているようなところでしたが、
その名も『Hawaii Hotel』。
…残念ながらどこを探しても、ハワイの香りを感じ取ることはできませんでした。
強いて言えば、バスタオルがレインボー柄だったことと、シーツにHawaiiと書いてあった
ことくらいでしょうか。

特に見たいものもなかったのですが、時間を余したので散歩がてらちょっくらジョホール観光。



えーっと…何だか忘れました。
マレーシアでも有数の美しさを持つと言われているなんとかモスク。
観光終わり。



街で見かけた看板。
ローストチキンの店だと思うのですが、店に入る気を萎えさせてくれます。


さて翌朝、シンガポールへ移動です。
宿は国境の目と鼻の先だったので、歩いてイミグレーションへ。
マレーシアとシンガポールは海峡を挟んで橋で繋がっているので、
出国手続きを終えたら、バスに乗って国境越え。
あっという間に6カ国目シンガポールに到着です。

シンガポールは法律の厳しい国です。
ゴミを捨てただけで多額の罰金が科せられます。
免税範囲も無く、無許可でタバコを持ち込んだことがばれると、
かなりの罰金を支払わなければならないという情報をネットで読んでいたため、
素直に申告しようとしました(2人とも2箱ずつ持っていた)。
ところが。
「タバコを…」と言おうとすると、さっさと行けみたいな感じで税関を通過してしまいました。
後で罰金とか言われても嫌なので、別の係員をつかまえてみました。
「あの…ボクら、タバコ持ってるんですけど。」
「…で?」
「あ、いや、だからまだ申告とかしてないんですけど…。」
「…申告したいの?」
「…は?しなくてもいいんですか?」
「いっぱい持ってるの?」
「いや、そんなでも。」
「じゃ、行っていいよ。小さなホテルとかに泊まってね。」
「…。」
シンガポールは法律の厳しい国です。

シンガポールと言えば…マーライオン!



マーライオン…です!
誰がなんと言っても。
小さくなったんですかねー。
…えーっと、2人ともシンガポールには興味が無かったので、まっすぐ空港に向かいました。
街並み以外、何も見ていません。
故にシンガポールの写真は1枚もありません。
そもそも上の写真はライオンですらないな。
じゃあ、マートラか何か。

ボクらは地図すら持たずにシンガポールに入ったので、そこら辺の人々に助けてもらいながら
バスと地下鉄を乗り継いで、空港へ直行。
シンガポールのチャンギ空港に着いたのは12時頃。
インドネシア・ジャカルタ行きの飛行機は18時半頃。
えらい時間を持て余したわけですが、ボクらにはひとつやらなくてはいけないことが。
荷物の詰め替えです。
航空券は数日前にネットで予約したのですが、オーストラリア系の格安航空会社
Tigar Air Waysで、チケット代だけなら2200円くらい、サーチャージとか税金など諸々込みでも
1人当たり5000円ちょっと。
国際線なのに…。
日本だと長距離バスの値段並です。
ただこういう格安航空会社の場合、荷物の重量オーバーなどに関しては
結構厳しいという噂を耳にしていました。
ネットで調べたところ、1kgオーバーするごとに18Sドル(1000円以上)とか。
手荷物は7kgまで、預ける荷物は15kgまでが無料。
空港のロビーにあった重量計で量ってみたところ…
KAOの荷物が3.5kgと17kg、ボクが8kgと20kg…。
オーバーしまくりです。
そこで30分以上もかけて、あーでもないこ−でもないと荷物を入れ替え、
2人の大きなバックパックはそれぞれ16kg弱にし、あと手荷物でオーバーしている分は
何とか押し切る!という作戦で行くことにしました。
ドキドキしながらチェックインしにいくと…
預ける方の荷物の重さにはほぼ無関心、まして手荷物なんて見もしませんでした。
おーい、オレらの努力を無視しないでくれー。
ま、追加料金払わずに済んだから、よかったんだけど。

それにしてもさすが格安航空機。
ボクらが乗り込んだのは、たった今到着して人と荷物を降ろしたばっかりの飛行機でした。
普通飛行機って整備とか給油とか清掃が済んでから使うもんだと思っていたのですが…。
シンガポール発18:35ジャカルタ着19:10…ずいぶん近いんだなーと思っていたら、
1時間の時差を忘れてました。
つまり1時間半ほどで9カ国目インドネシアに到着です。
たった10時間程度の間に、3ヶ国をまたに掛けてしまいました。


入国時にひと悶着ありました。
東南アジアの国々に事前にビザを取得せずに入国する場合(到着した空港や港などで
オンアライバルビザを取得する場合を含む)、原則として帰国または第3国へ出国するための
チケットを持っていることが条件となっています。
ところがあくまでもこれは「原則として」であり、実際は出国用チケットの提示を
求められることはまずありません。
ところが。
現在、日本人がインドネシアに入国する際はビザの取得が義務付けられているため、
オンアライバルビザ発行用のブースに並び、25USドルを支払って30日間のビザを
貰おうとしたところ…
「出国用チケットは?」
「あ、いや、持ってないです。」
「じゃあ、ビザは出せねぇな。」
「え…。あー、ちょっと待って下さい。」
実はボクらはこの段階でたまたま出国用のチケットの予約をしていたのです。
というのも、次国オーストラリアへの移動が年末になりそうなので、
値段の高騰と混雑を予想して、Air Asiaの格安チケットの予約を済ませていたのでした。
ところがメールでeチケットは受け取っていたものの、まだプリントアウトはしていませんでした。
そのことを伝えると
「じゃあ、プリントアウトしてきて。」
…って、どこでじゃー!
ビザが無いんだから、そもそも空港から出られないんだってば。
しかし運良く、eチケットを自分のPCに保存していたことを思い出しました。
そこら辺で暇そうにしていた別の係員にそのことを伝えると、
「じゃあ、とりあえずその画面出してみて。…オーケー。上手くいくかどうかわからないけど、
ビザ発行の係員に掛け合ってあげるよ。」
頼もしい限りです。
先ほどのブースに行って彼が説明すると、ほとんど画面も見ずに
「オッケー!いい旅を!」
あっさり。
…うーむ、ちょっといじめられただけなんだろうか。
でも同じ理由でビザが貰えないで困っていた欧米人は、あの後どうしたのだろう…。
後で聞いた話では、最近ジャカルタは厳しいらしいということでした。
出国用チケット無しでインドネシアへ旅行しようという人はご注意を。
って、普通いないか。

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