ポップな教会。

  • 2010/08/06(金) 05:58:55

<現在、モンテネグロ・コトルにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年7月28日〜29日の日記*


7月28日は同じ宿に泊まっていた日本人5人で、ソフィアから南へ120kmのところにあるリラの僧院に行ってみることにしました。
この僧院は『リラ修道院』として世界遺産に登録されています。ボクらにとって39個目の世界遺産となります。


まずはみんなで朝ご飯。
タムさん、コウヘイくん、ナツさんです。
一番右のナツさん、長期旅行のせいでもさーっとした感じ(←失礼)になっちゃってますが、これでも(←失礼)ピアニストなんだそうです。
見えない(←失礼)。


宿のすぐ前からトラムに乗って、まずはオフチャ・クペル・バスターミナルへ。
リラの僧院へ行く直通バス(10LV、約600円)は1日に1本しかありません(10:20発…だったかな)。


途中休憩に寄った小さな村。
緑がきれいですなぁ。


3時間ほどで僧院の入り口に到着。
山奥にあるので涼しいです。
中に入ってみると…


どどーんと聖母誕生教会
なんでしょう、このポップでメルヘンな感じ。
こんなストライプ模様の教会なんて、今まで見たことがありません。
1833年の火災のあとに再建されたものらしいのですが、昔からこんな感じだったんでしょうかね。


ぐるっと周りを取り巻く外陣は僧の寝起きする場所なのですが、宿泊施設としても開放されているそうです。


これはフレリョの塔
これだけ火災を免れたんだそうな。

そして聖母誕生教会の外壁や天井に目を向けると…


うぉー、すげー。
なんて色鮮やかなフレスコ画。


フレスコ画ってのはたいてい薄暗い教会の内部にあるんで薄ぼんやりとしか見えないことも多いのですが、外壁にこれだけびっしり描かれているとは。
いやぁ、これはすごい。


4コママンガみたいですな。


どなたか存じませんが、肩から何か出てますな。


食われているにもにもかかわらず、涼しい顔。
さすが聖人ですな。


太陽マン?


王様虫?
…って、罰当たりなコメント多すぎ?

教会内部もそれはそれは素晴らしいものでした。
その制作に5年の歳月を要したイコノスタス(教会の至聖所の前に置かれるイコンで飾られた壁のこと)は、ブルガリアの木彫芸術の最高傑作といわれているそうな。
内部のフレスコ画も見事なものでした。
さすがは世界遺産。
想像を上回るもので、大満足でした。


おじいちゃん犬。


おやつに食べた揚げドーナツ。
美味し。

帰りのバスは15時発なのでリラ滞在時間は2時間くらいしかないのですが、僧院自体はそれほど大きなものではないので十分かと思われます。


宿で晩ご飯に出されるパスタを軽く平らげた後、今日はみんなで外食。
行ったのは…


中華!
安くて美味いらしいということで、みんなで行ってみました。


(写真がちょっと暗いですが)炒飯!
美味い!


(ちょっと豚肉がおかしな感じですが)回鍋肉!
数ヶ月ぶりの豚肉、美味い!


春巻き!
…春巻き?
形は変だけど、美味い!
これに山盛りの白米をつけて、1人あたり4LV(約240円)。
素晴らしい。
やっぱり中華は美味いなー(店の人は中国人)。
勢い余って翌日も食いに行ってしまいました。


翌日。
セルビア行きの列車は夜でそれまで時間があるので、ちょいと街歩き。
というのも、ここソフィアは古着天国なのです。
街のあちこちに古着屋があって、キロ当たりいくらって感じで売ってくれます。
ボクらもそろそろくたびれてきた服があったので、長袖のシャツやTシャツなんかを買ってみました。
キロ当たり15LVの店で、4着で7.8LV(約468円)でした。


バザール。
そういえばここブルガリアやグルジアなんかは女性の喫煙率が非常に高い気がしました。
今思えばこの2つの国の雰囲気、似てるかも。


ワインの量り売りですかね。
この国は酒が安い。


それから年配の女性の赤髪率が高い。
流行りなんですかね。


わずか2泊3日でしたが、これにてブルガリア終了
次は旧ユーゴスラビアの中心であったセルビアへと向かいます。

[PON]

ヨーグルトと琴欧州の国。

  • 2010/08/05(木) 05:25:42

<現在、クロアチア・ドブロブニクにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年7月26日〜27日の日記*


がんばって移動して、全力で観光して、次の街への交通機関の下調べや宿の予約、チケットの手配をして…
なんていう日々を送っているので、あんまり日記を書く暇がありません。
だいぶ離されてきましたな…。
すいません。
いつになったら追いつくのやら。


さぁ、ついに本格的にヨーロッパ圏へ突入!
まずはトルコからお隣の国ブルガリアへ。

フクさんに見送られて、18時ごろ宿を出発。
トラムとメトロを乗り継いで、エセンレル・オトガル(長距離バスターミナル)へ。


トルコ最大のバスターミナルだけあって、めちゃくちゃでかいです。
メトロ駅から出ると、そこを楕円状にぐるっと取り囲むようにバスオフィスがずらりと並んでいました。
今回は特に予約はせずに行き当たりばったりで来たので、まずはバスのチケットの手配。


(どしゃ降りです。)
選んだのはトルコ最大手のバス会社であるMETRO社、20:45発のチケットを無事手に入れました。
50TL(約3000円)のところ、学割で45TL(約2700円)になりました。

待合室でたまたま会った日本人のコウヘイくんと一緒に、いざブルガリアへ。


さすがはMETRO社のバス。
おやつは充実しているし、座席にテレビまで付いちゃってます。まぁ、寝まくったんで全然見ていませんが。


というわけで、夜中に国境到着。
バスから降ろされて出国カウンターに並ぶと、すぐにスタンプを押されてあっさり出国審査終了。
ブルガリアはトルコと同じくらいタバコが高いと聞いていたので(1箱250〜300円くらい)、免税店で安いタバコを1カートンずつ購入しました(1箱90〜110円くらい)。

そしてブルガリアの入国審査もあっさり終了。
というわけで、ブルガリア入国!
ボクらにとって20ヶ国目となります。
日本との時差は6時間(サマータイム中)、通貨単位はレフ(複数形はレヴァ、LV)で1LV=約60円弱です。


早朝、ブルガリアの首都ソフィアのバスターミナルに到着。
トラムに乗って、予約していた目当ての宿ホステル・モステルに向かいました。
なんとか宿を見つけ出し、門をくぐると…


大量のネコがお出迎え。
15、6匹はいたでしょうかね。


かわいいですなー。
…えーと、何の話でしたっけ?
あ、そうそう、宿ね。


これが外観。
ホステル・モステルは宿の予約サイトHostel WorldやHostel Bookersで常に高評価を受け続けている優良ホステルです。
それもそのはず、ドミトリー1泊10ユーロ(約1150円)で2食付、しかも晩ご飯の時にタダでビールまで飲めちゃうんです。


ちなみに朝ご飯はこんな感じ。
パン、シリアル、野菜やサラミ、チーズ、オリーブなどが取り放題でコーヒーや紅茶、ミルク、ジュースなんかも飲み放題、バターやジャムなんかもたっぷりあります。
もちろんブルガリアヨーグルトもありました。
味はまぁ、普通でしたけど。


晩ご飯はこんな感じ。
夕方くらいになると係りの人がものすごい量のパスタを茹で始めます。
それにトマトソースをぶっかけただけなので、味はまぁ…ってところですが、お腹がふくれるだけありがたいといったところでしょうか。
ビールもありますしね。

ちなみに宿のスタッフは皆フレンドリーで、シャワーやトイレもピカピカ。WiFiも使い放題だし、ビリヤード台なんかもありました。
これで10ユーロは安い。
おすすめの宿です。


チェックインまでに時間があったので、荷物を預かってもらい食べ物を探しに行きました。


街のあちこちに切り売りピザのスタンドがありました。
結構大きいのに安くて美味い(1.6LV、約96円)。
以降、何度かお世話になりました。


宿に戻ってチェックインを済ませてから部屋に行くと、イスタンブールを先に発った料理人タムさんと再会。
えらいテンションが低いなーと思いながらも話を聞くと…
前々日にタクシーにはねられたんだそうな。
おいおい。
幸い頭を少し怪我した以外は特に問題なかったらしいですが、デジカメの液晶がバリバリに割れていました。
しかもはねられたのは夜だったらしいのですが、事情聴取や病院での検査を終えた後、警察の車で送ってもらった先は事故現場。
で、そこで放置。
しかも雨の中。
普通、宿まで送るでしょー。
ひどすぎて笑える。


これからしばらくはサクサク移動していくことにしたので、すぐにソフィア観光へと出かけることにしました。


ソフィア中心部の主要交通機関はトラムです。
線路が縦横無尽に走っています。
写真のように信号でトラムが渋滞しちゃう国も珍しいのでは。
ちなみにトラムは1LV(約60円)でチケットが買えるのですが、大荷物を抱えている時はチケットがもう1枚必要になります。
さらにそのチケットは車内にいくつかある改札機、というかパンチみたいなもので自分で穴を開けなければいけないのですが、これを怠ると罰金10LV(約600円)。
チケットのチェックはほとんどないので、よっぽどのことがない限りタダ乗りができてしまうわけなのですが、車にはねられた例のタムさんはチケットを持っていない時にまんまと検札にあって10LV取られたそうな。
どこまでもついていない男ですな。


ブルガリア正教の教会、聖ネデリャ教会です。


内部には無数のロウソクが灯されていて、祈りをささげる人々を照らし出していました。


これはバーニャ・バシ・ジャーミャというイスラム寺院です。
オスマン朝支配時代から残る数少ない建造物の一つで、この辺りにはトルコ系住民が多く住んでいるのだそうな。


この大量のもこもこ、何かと思ったらアイスクリームでした。


これだけでかいチュッパチャップスの宣伝も珍しいのではなかろうか。

観光ついでに駅まで歩いて、翌々日に乗る予定のセルビア・ベオグラードまでの列車チケットを手配しました。
国際列車のチケット売り場の場所がわからず、駅構内を15分くらいうろうろしてしまいました(正面入り口から入って左手にあります)。
29日20:40時発セルビア・ベオグラード行きの2等寝台で64LV(約3840円)でした。

観光再開。


バルカン半島で最も美しいといわれる、アレクサンダル・ネフスキー寺院です。
確かに美しい。
ブルガリア独立のきっかけとなった露土戦争で戦死した約20万のロシア兵士を慰霊する目的で、40年の歳月をかけて造られたんだそうです。
撮影禁止でしたが、内部もすごかったです。←大雑把な感想

この教会の地下にはイコン博物館がありました(10LV、約600円)。
イコンというのは…えーっと…宗教画で…よくわかりません。調べときます。
素晴らしいイコンがたくさんあったのですが、数が多すぎて正直途中でちょっと飽きちゃいました。

それから隣にはこの街の名前の由来ともなった聖ソフィア教会が…
あれ、写真撮ってねぇや。

すぐ近くの公園にて。


タイトル「サッカーのブルガリア代表、ついにスペイン代表を破る。」


すばらしい 「Y」MCA…。


変身直前といったところでしょうか。
なかなか素敵な像が多い公園ですな。


骨董市でしょうかね。
カメラから人形からトランペットから、とにかくいろんなものが並んでいました。


聖ニコライ・ロシア教会です。
素敵な教会が多いですなぁ。


巨大なタマゴアート。


何の曲でしょうか。
音楽が得意な人、教えて下さい。


これは…何でしょう。
ガイドブックに載っていなかったので、何だかわかりません。
古い教会的な何か。


というわけで、ソフィアの観光おしまい。
街なかの主だったところだけであれば、半日くらいで十分かと思います。


晩ご飯として宿で出されるパスタだけではちょいと足りなかったので、みんなでカットピザを買いに行きました。
1枚1.5LV(約90円)。
美味し。
ちなみにブルガリアで使われているのもキリル文字なので、相変わらず読めそうで読めない。


肩乗りネコ。
あれだけ大量にいるネコですが、まったくと言っていいほど人になついていません。
なぜか唯一コイツだけがかまってくれます。


ブルガリアと言えば…ヨーグルト!
それから…琴欧州!
以上!
…っていうくらいブルガリアについてはほとんど思いつくものがなかったのですが、ソフィアはヨーロッパ的な美しい街並みで、いろいろと見どころもありました。
次回はソフィアから日帰りで行ける世界遺産の話です。

[PON]