セルビア0泊の旅。

  • 2010/08/09(月) 23:33:14

<現在、ギリシャ・カランバカにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年7月29日〜31日の日記*


さて。
ブルガリアからセルビアへ移動することにしましょうか。
ボクらが以前そうだったように大方の人はブルガリアってどこ?セルビアってどこ?って感じだと思いますので、地図なんかを見ながら読んでもらえると、ボクらがどう移動したかがわかるかと思います。


7月29日夕方、まずはソフィア駅へ。


20:40発セルビア・ベオグラード行きの国際列車です。


2等寝台はこんな感じ。
一応3人用のコンパートメントでしたが、ボクら2人で使うことができました。
やっぱり長時間の移動は寝台が楽ちんですな。


部屋にあったテーブルをぱかっと開けると…


洗面台。
こりゃ便利。


世界の車窓から・ブルガリア編。


一面のひまわり畑!…だったんですよ、本当に。
写真だと菜の花畑くらいにしか見えない…。


夜が更けてきました。
出発から2時間くらいしたところで、まだ国境までだいぶあるはずなのに係員らしき人たちがやって来ました。
ラップトップPCなどを持ってきて、その場でパスポートチェックなどが行われ、入出国審査が同時に終了。
こりゃ便利。


というわけで、いつの間にやら無事セルビア入国!
ボクらにとって21ヶ国目となります。
日本との時差は7時間(サマータイム中)、通貨単位はディナール(DIN)で1DINがほぼ1円です。


その後は快適な寝台で朝までぐっすりと眠ることができました。


朝6時頃、セルビア・ベオグラード駅に到着。
セルビアは次の国クロアチアへ移動するための通過点くらいにしか考えていなかったので、0泊で抜けることにしていました。
日中を自由に行動するために、まずは駅の荷物預かり所に大きなバックパックを預けてしまいました(1個110DIN、約110円)。
次にバスチケットの手配。
駅のすぐ横にあるバスターミナルでクロアチアの首都ザグレブ行きの国際バスについて尋ねたところ…
出発が0:50
ひょえー、今から17時間以上もある。
そんなにいらないんだけど、他のバスだと真夜中に着いちゃったりするのでそれで行くしかない。
夜中まで何とか時間をつぶすことにしましょうか。


とりあえずは腹ごしらえ。
駅の前の店でハンバーガーとサンドイッチを購入。
このハンバーガー、でかいのはいいんですが肉しか入ってないんですけど…(実は頼めば野菜を入れてもらえたことに後から気付いた)。

通過国程度にしか考えていなかったとは言え、セルビアで一つだけ見ておきたいものがありました。
それは…


これです。
ビルの一部がぶっ壊れているのがわかりますかね。
別名「空爆通り」とも呼ばれるクネズ・ミロシュ通り沿いには官公庁の建物が多く、そのため1999年のNATO軍による空爆の際には、この通り沿いにある建物も標的となり破壊されました。
そして写真のようにいくつかの建物はいまだ破壊されたままの姿で残っているのです。

セルビアは崩壊してしまった旧ユーゴスラヴィアの中心的役割を果たした共和国であり、いまだコソヴォ問題を抱えている、情勢の不安定な国です。
ボクらもつい最近旧ユーゴとは何であったかとかコソヴォ問題が何であるかとかについて勉強したばかりなので、セルビアに対する空爆が正しいことだったのかどうかなんてことまで言及するのは難しいのですが、こういった生の戦争の爪あとを目の当たりにすることによっていろいろと考えさせられました。
空爆時、この建物内には生身の人間がいたんでしょうねぇ…。
しかもたった10年前の出来事…。
うーむ。

さて、気を取り直して。


聖サヴァ教会です。
東方正教系の教会としては世界最大の規模を誇る教会で、セルビア正教の中心的教会なんだそうな。
確かにでかい。


残念ながら内部は修復中でしたが、ところどころに素晴らしいフレスコ画を見ることができました。

昼ご飯。


でかいカットピザとジュースのセットで140DIN(約140円)。
美味い。


食後のアイスクリーム!
40DIN(約40円)!
安くて美味い!


バザールでござーる。
ここまででおわかりのようにセルビアは物価が安いので、石鹸やら歯磨き粉やらパンツやら、日用品を調達しました。
ちなみにKAOは普段から五本指靴下を愛用しているのですが、日本出国後初めて海外で五本指靴下を発見しました(マレーシアのダイソーで見つけたものは除く)。
当然お買い上げ(150DIN、約150円)。

一通り街を歩き回って、あとはなーんにもやることがなくなってしまったので…


公園で昼寝なんかしてみました。
セルビアまで来て、何やってんだか…。

最終的にはWiFiの使える駅構内のカフェで時間をつぶしました。
6時間も
いやぁ、さすがにしんどかったですわ。

あ、あともう一つ、セルビアでやるべきことが。
タバコの購入です。
セルビアはタバコも安くて、1箱75円くらいからあります。
ふたりとも1カートンずつ買いました。

晩飯も食ったし、もう金を使うこともないので、ほんのちょっとのトイレ代だけ残して、上手い具合に金を使い切りました。


さぁ、やっとバスの時間です。
預けておいた荷物を返してもらい、バスターミナルへ。
0:50発クロアチアの首都ザグレブ行きのバスへ乗り込み…
あ、荷物代忘れてた
この周辺の国では長距離バスで荷物を預ける時に金がかかることがあるのですが、そのことをすっかり忘れていました。
トイレ代のために残していたお金を見せて(←足りない)、それしか持っていないことを告げると、なんとかそれで預かってもらうことができました。
あっぶねー。


そんなこんなで定刻通りバスは出発。
数時間走ったところで国境に到着し、セルビアの出国審査は難なく終了。
問題はクロアチアの入国審査。
スタンプは簡単に押してもらえたのですが、その後荷物チェックが。
…あ、やべ。
クロアチアへは無税で1カートンまでタバコを持ち込むことができるのですが、ボクらは15箱くらいずつ持っていました。
ここしばらく詳しい手荷物チェックがなかったのですっかり油断していて、見つけにくいところに隠すなんてもこともまったくしていなかったのです。
詳しい手荷物チェックはランダムに行われていたようなのですが、まんまとKAOが引っ掛かりました。
で、もちろんあっさりとタバコが見つかったのですが…
にやりと笑いながら見逃してくれました
あっぶねー。
クロアチアはいい国です。←単純


と、いうわけで。
無事クロアチア入国!
ボクらにとって22ヶ国目となります。
日本との時差は7時間(サマータイム中)、通貨単位はクーナ(Kn)で1Kn=16円弱です。

クロアチアは今回の東欧小旅行でハイライトの一つです。
次回からは真夏の青いアドリア海満載のクロアチア編が始まります。
あ、次回はまだ海まで辿り着いてないや。

[PON]