遺跡三昧。

  • 2009/09/16(水) 23:19:27

<現在、カンボジア・シェムリアップにいます。二人とも健康です。>


ここまでバンコクからのツアーに参加していましたが、
遺跡群が見たりないのとこのツアーに組み込まれたホテルに自力で連泊するには
ちょっと高いということで、ツアーから離脱し安宿に移りました。
まずは初のトゥクトゥク移動。



風が気持ちいい。
近場への移動で2人で2ドルです。

宿に選んだのはシェムリアップでも有名な日本人宿のひとつ、
タケオゲストハウスです。
ちなみにタケオは人の名前じゃなくて、遺跡の名前だそうな。
オーナーさんが日本人のため、カンボジア料理の他、日本風カレーや親子丼、
チキンカツ定食など、日本食も充実しています。
またフルーツシェイクが美味い。
いろんな種類があるけど、コーヒーバナナシェイクがおすすめです(0.5ドル)。
ツインルーム(エアコンなし、ホットシャワーなし)で6ドル。
ランドリーサービス無料、朝食無料、日本語が通じるスタッフもいます。
すぐ近くにコンビニやネット屋もあります。
いつもこういう宿だとつまんないけど、英語が不得意な二人にとって
情報収集のためには最適の場所です。
不満を挙げるとすれば、食堂にアリさんが多いことと蚊がちょっと気になることくらい。

ちなみにボクはどこにいてもほとんど蚊に刺されず、
刺されたとしても痒くもないし腫れもすぐにひきます。
ところが同じところにいるのに、KAOはがしがしと何ヶ所も刺された上、
がっつり腫れます。
この違いは何でしょう。
KAOは「相当血が不味いんじゃない?ワタシの血は美味しいの!」などと
仰っております。
…全然悔しくないんですけど。


2009年9月15日はアンコール遺跡群の他の遺跡を精力的に回ってきました。
8時から15時くらいまでトゥクトゥクをチャーターして26ドル。
計6つの遺跡を巡ってきました。
ちなみにすべてアンコール遺跡群チケットが必要でした。
ざっと駆け足で紹介します。

まずはバンテアイ・スレイ。



この日は前半曇っていたため写真ではちょっとわかりづらいですが、
紅色砂岩で造られているため、全体的に赤っぽい感じがきれいでした。



かなり保存状態もよく、レリーフもきれいに残っていました。



細やかな浮き彫りはアンコール芸術の中でも最も洗練されたものとして、
きわめて高い評価を受けているそうです。



これはその中でも特に美しく、東洋のモナリザと称えられる、
静かな微笑をたたえた女神デバターの浮き彫り…だと思います、たぶん。
ガイドって大切ですね。
あまり近寄れなかったので、写真が小さいです。


次はクバール・スピアン…だったのですが。
駐車場でトゥクトゥクから降ろされ、歩いて行くと…



ものすごい山道。
おまけに前の晩にスコールが降ったもんだから、岩とか滑るしぬかるんでるし。
えらいこっちゃでした。
汗だくで登ること約40分、遺跡に到着。






河岸や川底の岩に神々や模様が彫られています。
前日のスコールせいで、流れの遅いところでは砂が降り積もり、
何だかわからないところも結構ありましたが、悲しんでいると
警備のおっさんみたいな人が川にざぶざぶと入って行き、
手で砂を除けてくれました。
いい人です。

40分の山道を下り(帰りもつらい)、トゥクトゥクに乗り込んで、
次はバンテアイ・サムレです。



ここは2重の回廊構造で、さながら小さなアンコール・ワットといった趣きです。
人がほとんどいなくて、落ち着いて見ることができました。
保存状態もかなりいいほうだと思います。



ヴィシュヌ神(めっちゃ偉い神様)にサルが噛み付いているところだそうです。
相当腹減ってたんすかね。

次はロリュオス遺跡群です。
アンコール・ワットより400年以上も前に作られたものだそうです。
3つの遺跡がこれに含まれます。
まずはバコン遺跡。



これは3つの中では1番保存状態がいい遺跡でした。



カンボジアの獅子はケツがぷりっとしています。
隣で同じ格好をしようとしている人がいますが、背の反りが足りないですね。
年のせいですかね。

次はプリヤ・コー遺跡。



崩壊がかなり進んでおり、修復中でした。

最後にロレイ遺跡です。



一番崩壊が進んでいて、ほとんど原形をとどめていませんでした。
もうだいぶくたびれていた(←ボクらが)せいもあり、
さらっとしか見る元気がありませんでした。


以上、約7時間に及ぶ遺跡巡りでした。
途中からかんかん照りだったので、帰ってきた時にはもうぐったり。
おかげで翌日(今日)はのんびり起き、日中も宿の玄関先でコーヒーを飲みながら、
ブログを書いたり、調べ物をしていただけになってしまいました。



老いを感じる今日この頃です(写真は宿泊中のタケオGH)。


では恒例の『KAOのひとことコラム』のコーナー。←今日初めて
KAOファンの方々、お待たせ致しました。
では、どうぞ。

『KAOのひとことコラム・1』----------
とうとう日本から持参したタバコがきれてしまいました。
タバコを止めるという選択肢がない私達は、カンボジアの現地タバコに挑戦中。



日本円にして1箱32円くらい。
マルボロとかも売ってはいるけど100円以上するし、
これで十分吸えるのでとりあえずいいかな。
[KAO]----------


シェムリアップでだらだらと長居をしてきましたが、そろそろ移動しようと思います。
次は再ベトナム・ホーチミン(の予定)です。

[PON]

アンコール!アンコール!

  • 2009/09/16(水) 18:25:00

<現在、カンボジア・シェムリアップにいます。二人とも健康です。>


2009年9月13日はアンコール遺跡群のメインイベント、
アンコール・ワットとアンコール・トムに行ってきました。

まずは朝4時に起きて、アンコール・ワットの朝日見学。



美しい。



雨季だと曇って朝日が見られないことも多いのだそうですが、
きれいな朝焼けが見られました。
ま、日頃の行いだな。


次はアンコール・トムです。
アンコール・ワットとは何ぞやとか、アンコール・トムはいつ誰が造ったかとかは…
各自調べるように。←めんどくさい



南城門から進入。
ちなみにアンコール遺跡群の入場料は1日券が20ドルと結構高い。
しかしアンコール・ワットやアンコール・トムだけでもじっくり見るには
1日じゃ足りないのに、アンコール遺跡群には10以上もの遺跡が含まれ、
入場にはこの券が必要なため、ボクらは40ドルの3日券(1週間以内なら
行く日を選べる)を購入。
ちなみに1週間券は60ドル。
転用を防ぐために、写真入りの券が作られます。



縦横それぞれ3kmもある巨大なアンコール・トムの中央にあるのが、このバイヨン寺院。
真ん中のどでかい塔を除いて、周りの49ある尖塔の上部には観世音菩薩の
四面像が刻まれています。



バイヨン寺院は3重の回廊構造になっており、回廊の壁面には非常に美しい
レリーフが見られます。
当時の生活や戦争の様子、神話や伝説などが刻み込まれていました。
もしガイドなしで見に行ったら「きれいだなー」程度の感想で終わっていたと思いますが、
ガイドさんのおかげで興味深い話がいっぱい聞けました。
ありがとう、○○さん。←忘れた←ひどい



寺院にあるたくさんの塔には東西南北の各面に顔が刻まれています。
「バイヨンの微笑み」といわれる優しい顔立ちで、500リエル札にも印刷されています。



塔の壁面のレリーフも非常に美しい。



顔が非常に優しい感じですね。



バプーオンの空中参道の下にもぐり込んでみました。
それだけです。


さて、次はタ・プロームです。
発見当時のままの姿で現在に残されています。



ガジュマルの木が遺跡と一つになってしまっています。



これはダブルガジュマルです。
見えている白っぽいガジュマルの根の内側にもう一本ガジュマルの木があります。
内側の方は既に枯れてしまっているそうですが。
ちなみにこの場所は映画『トゥームレイダー』の撮影に使われたそうです。


昼食をとってちょっと昼寝をした後(昼間は死ぬほど暑い)、
再度アンコール・ワットを見に行きました。



それにしてもガイドさんの写真の腕は素晴らしい。



朝焼けのワットも美しかったけど、昼間もまた素晴らしい。
アンコール・ワットはこのような遠景が一番きれいだと思います。



ここも3重の回廊構造になっていて、壁面にはレリーフがあります。
黒くてかてか光っているように見えるのは、長い年月をかけて
みんなが触った結果だそうです。
女性の立ち姿のレリーフは胸の部分だけてかてかでした。
いつの時代も、男ってやつは…。



アンコール・ワットの3つの塔のてっぺんは、こんな感じになっています。
ちなみにアンコール・ワットやアンコール・トムをはじめ、
周辺の多くの寺院はヒンドゥー教と仏教の混合寺院です。
元々はヒンドゥー教の国だったのですが、後に国王により仏教が取り入れられるように
なったため、このようなことになったのだそうですが、
そのおかげでヒンドゥー教の建物が壊されたり、レリーフや彫像が壊されて
しまったりもしたそうです。


さて、最後はプノン・バケン山に登りました。
山道を歩くこと20分、頂上にはプノン・バケン遺跡があります。
この遺跡の階段が…



急なんだ、これが。



遺跡のてっぺんからは夕日に照らされたアンコール・ワットが見えました。



トレンサップ湖に沈む夕日です。
ちなみにこの湖、乾季で琵琶湖の4倍、雨季だと14倍というばかでかさです。
水上家屋が集落をなし、教会や郵便局、ガソリンスタンドなんかもあるそうです。


一日歩き回るとへとへとでしたが、アンコール遺跡群はまだまだこれだけではないのです。
次回はその辺について。

[PON]

天空の城ラピュタ(っぽいところ)に行ってきました。

  • 2009/09/15(火) 23:36:28

<現在、カンボジア・シェムリアップにいます。二人とも健康です。>


2009年9月12日はアンコール遺跡群の一つ、ベン・メリア遺跡に行ってきました。
40秒で支度してワゴンに乗り込み、田舎道をぶっ飛ばすこと1時間、
遺跡の入り口に到着。
入場料は1人5ドル。



行こう!父さんの行った道だ!(ラピュタの台詞)
いよいよ遺跡探検です。



この遺跡はアンコール・ワットと同じくらいの規模を誇りながらも、
寺院のほとんどがジャングルの木々に埋もれています。




現在のところは全く手付かずの遺跡(いっさい修復がなされていない)で、
以前は周辺の地雷の撤去が進んでおらず、2001年にようやく外国人に解放されたそうです。
その後遺跡までの道の舗装が進み、現在では人気の遺跡の一つになったのだそうな。



写真のように遺跡の大部分は崩壊し、薄暗く、全体の半分以上には
近づくことさえできないのですが、逆にそのあたりが発見当時の気分を
味わうことができ、秘境気分満点です。



こんな感じや…



こんな感じで、遺跡と木々が渾然一体となっています。
ラピュタっぽいですな。



とにかく気に入ってしまいました。



変な動物もいたし。



勝手にガイドくんたちです。
どこの遺跡に行っても子供たちがまとわりついてきて、
勝手にガイドを始めます。
どこで憶えたのか、ちょっとした日本語をしゃべる子までいたりします。
段差で手を差し伸べてくれたりと、親切で人懐っこく、かわいらしいのですが、
遺跡巡りの終わりごろになると、お金を要求してきます。
ボクらには日本語の非常に上手なカンボジア人のガイドさんが同行してくれていたので、
適当にあしらいました。

ラピュタ探検も終わり、車のところに戻ると…



パンクしてました。
炎天下の中、30分待ち。
暇だったので、辺りをうろうろ。






カンボジアの田舎にはこんな光景がありました。

半日のツアーだったので、帰りに昼食タイム。



手前はカンボジア料理の一つで、
ラックロックとかいう牛のサイコロステーキです。
甘じょっぱいソースがからめてあるのですが…肉が硬い。
味は美味いです。
奥のココナツの身の中にはチキンココナツカレーが入っています。
これもカンボジアではよく食べるそうです。
非常に美味いんですが…全く辛くない。
バーモンドカレーの甘口の方が辛いと思われます。
カンボジア料理の店だということだったので、これが標準なんでしょう。
若干物足りない感じでした。
(適度に)辛いカレーが恋しい今日この頃です。

[PON]

国境突破しました!

  • 2009/09/13(日) 01:08:42

<現在、カンボジア・シェムリアップにいます。二人とも健康です。>


『国境突破しました!』
…などというタイトルをつけると、まるで違法行為でもしたかのようですが、
合法です。
普通にタイからカンボジアに移動しただけです。

2009年9月11日のことです。
カンボジア入国には、今のところ必ずビザが必要です。
そのため、集合場所に現れたタイ人らしき係のおっさんにパスポートを預けると…



おいおいおいおい。
そこら辺にほったらかしで、いなくなってるんですけど。
頼みますよ、ほんと。

バスに乗ること約3時間半、国境の町アランヤプラテートに到着。
タイ最後の食事をとりました(たぶんまたタイに戻ってくるけど)。



セイヤンナームというスープに幅の広い米の麺が入ったものです。
美味い。

ワゴンに乗り換えて、いざ国境へ。



タイ側。



通過中。



カンボジア側。
ビザを取得しているので、何を聞かれることもなくあっさり通過です。
以前は難癖をつけられて、賄賂を要求されることもあったそうな。
ちなみにビザは旅行会社に頼み、手数料込みで1050B。

国境付近にある悪徳両替所を無事スルーし(旅行会社に忠告されていた)、
ワゴンに乗り込んで、いざシェムリアップへ。
カンボジアに入ると、かなり雰囲気の違いが感じられました。
まぁ、田舎だから当たり前かもしれませんが、
非常にのどかな田園風景が広がっていました。
果てしなく続く道の両側にはえんえん水田が広がり、
道ばたでは(たぶん)水牛が草を食んでいました。
田植えをする人々、木陰のハンモックで眠る人々、牛を追う子供たち…。



こんな感じ。



途中で寄った休憩所でも、こんな感じ。

シェムリアップまでの道は舗装されていましたが、
これは日本の援助で行われたものだと、カンボジアの運転手が教えてくれました。
以前は延々未舗装の道だったそうです(未舗装道なら3〜4倍の時間がかかるらしい)。
その道をぶっ飛ばすこと約3時間、アンコールワット遺跡群観光の拠点となる町
シェムリアップに到着しました。

アンコールワット遺跡群のツアーはバンコクの旅行会社で手配したのですが、
バンコクからシェムリアップまでの移動、3泊の宿泊代、
2日間のアンコールワット遺跡群の日本語ガイドがついて、3600Bでした。
まぁ、確かにちょいと高いです。
自力で移動して自力で観光すれば、半額以下で済むと思いますが、
英語の理解力に劣る我々にとって日本語ガイドはありがたい存在です。
せっかくこれだけの遺跡が見られるのですから、迷わずお願いしました。

旅行会社の手配してくれたホテル(Sky Way Hotel)なので、
今までよりはかなりグレードが高い感じです。



おそらく中級ホテルといったところではないでしょうか(実際はいくらか知らん)。
風呂場きれいだし、シャワーの勢いいいし、Wi-Fiも無料で使えるし。

さて、夕食。
と思って出かけたのですが、裏道の感じがなんとなく怖い。
長距離移動で疲れ気味だったし、洗濯物もたまっていたので、
ホテルの隣の食堂で食べることにしました。
…が。
明らかに現地の人しかいないし、英語が全く通じない(ライスも通じなかった)。
かろうじてメニューに英語が書いてあるので、指差しで適当に注文。
考えていたのより、一品多く出てきました(笑)。






(写真が暗くて申し訳ないです。)
(たぶん)豚肉&玉ねぎの炒め物的なものと(たぶん)チャーハン的なものと
(たぶん)魚のスープ的なものと(これは間違いなく)ごはんです。
ちなみにチャーハンは頼んだつもりがありません。
それから魚じゃなくてチキンのスープを頼んだつもりでした。
…言葉って大切ですね。
どれもまずます美味しかったのですが、残念ながら魚のスープだけは残しちゃいました。
ごめんなさい。
お腹いっぱいだったのと生臭さがちょっと…。
ちなみにこれで7ドル(カンボジアは米ドルが普通に使える)。
間違いなくぼられたと思いますが、言葉の壁の前にあえなく退散しました。


さて、次回からは遺跡観光(の予定)です。