クック海峡夏景色。

  • 2010/01/29(金) 19:06:19

<現在、ニュージーランド・フランツジョセフにいます。ふたりとも健康です。>


さて。
我々はニュージーランドを南へ南へと向かって移動しました。
まず2010年1月25日はタウポからウェリントンまで。
おなじみのMagic Busでの移動です。
ウェリントンでの宿はWellington City YHAというユースホステル。
どちらかと言えばホテルみたいな造りで、非常にきれいでした。
まぁ、その分お値段も若干高めだったんですが。



スープパスタを作っている最中に、勢いでカレーパウダーを投入し、辛くなりすぎたので
勢いで牛乳を投入してみた挙句に出来上がった夕食。
適当にやったわりには、かなり美味い。


ウェリントンはニュージーランドの首都なのですが、我々にとって特に見たいと思うような
ところがなかったので、1泊しただけでさらに南下することにしました。
2010年1月26日、北島を離れ南島へと渡ります。
南北の島はクック海峡で隔てられており、ボクらはそこをフェリーで越えることにしました。
その名も『Interislander』、そのまんまですな。
1人54NZD、約3時間の船旅です。
チェックインは飛行機と同じような感じで、大きな荷物は預けることができます。

思っていたよりもでかい船でした。
ただの連絡船くらいに思っていたのですが、なかなかどうして。
1600人ほど乗れる、非常に立派なフェリー。
中にはフードコートやカフェ、バー(生演奏あり)、映画館なんかもありました。
1等とか2等とかそういった客室は存在せず、乗客はそこら辺にあるイスを確保して座ります。



太陽が燦々と照りつける見晴らしのいい場所(←暑い)やリクライニングシートがずらりと
並んだ場所やなんかもありますし…



フードコートやバーのイスに座ることもできます。



ボクらはこんなところに席を確保して、このブログを書いたり本を読んだりして過ごしました。



この写真、南北の島を隔てるクック海峡の地図です。
右が北島、左が南島なのですが、見ての通り、南島の北端は数多くの入り江や島々が
点在する美しい海岸線をもちます。
この辺り一帯はマールボロ・サウンズ海洋公園に指定されています。



南島が近づいてきた辺りで最上階のデッキに出てみたのですが、それはそれは美しい
景色でした。



ボクらにとってフェリーはただの移動手段でしかなかったのですが、期せずして素敵な
クルージングとなりました。



ただし、デッキ上はかなり寒かったですが。

これらの入り江のひとつ、クィーン・シャーロット・サウンドの奥に位置するピクトンという
街に到着。
(ちなみにサウンドSoundとは「入り江」という意味だそうな。知らなかった。)
フェリーターミナルではこれまた空港と同じようにターンテーブルに大きな荷物が載って
流れてくるのですが、1000人以上の分の荷物が流れてくるので…
いつまでたっても出てきやしねぇ。
待ちくたびれた頃にやっと流れてきました。


フェリーターミナルに迎えに来ていたMagic Busに乗って、いざ南島の旅スタート。
南島はこのピクトンという街から左回りでだいたい4分の3周し、最終的には
クライストチャーチという街を目指すことになります。



この辺りマールボロ地方は良質なタバコ…ではなくて、ワインの産地として
有名なんだそうです。
見渡す限り、ブドウ畑だらけでした。
途中でワインセラーにも寄ってくれました。
欧米の人たちはここぞとばかりに試飲し、ワインを買いあさっていましたが…



特にワインに興味のない我々は外で昼飯とか食っていました。
日本酒だったら喜んで買うんだけどなー。←無いって



途中で寄った、えらくきれいな川。
泳いでいた人もいましたが、表情を見た限り水はだいぶ冷たそうでした。


というわけで、この日の宿泊地ネルソンという街に到着。
宿はNelson YHAというユースホステル。



壁には妙な絵が書いてありました。

時間があったので、周辺を散策。



街のシンボルにもなっているクライストチャーチ大聖堂。
美しい。
中にはこれまた美しいステンドグラスがありました。
以上、ネルソンの散策終了。
ここも我々にとっては特に見たいところもない街だったので、1泊だけして移動することに
しました。


ところで。
ニュージーランドでもオーストラリア同様、毎日自炊をしているわけですが、
これだけほいほいと移動をしていると、当然使い切れない食材を持って次の街に
行くことになります。



おかげで毎日こんな大量の荷物を運ぶ羽目になっているわけです。
まぁ、バスが毎日宿から宿まで連れて行ってくれるんで、そんなに大変じゃないですけど。
ちなみに一番重いのはスーパーでまとめ買いした缶ビールなんですけどね。
参考までに。
『Tui』というニュージーランド・北島産のエールビールは350ml12缶入りで15NZD、
1本あたり90円弱。
安くて美味いです。
他にはSpeight'sという南島産のエールビールも飲んでみましたが、こちらも美味い。
ニュージーランドはワインやビールが安くて美味しい、いい国です。


そういえば。
フェリーのトイレでのこと。
用を足そうと思って小便器の前に立ったところ、便器の中にハエが。
人間の、というか男性の心理としては当然狙ってかけてみたくなるところです。
しかしどうやらつぶれて張り付いているらしく、残念ながら流れず。
ところが。
しばらく後で別の場所にあるトイレに入ったところ、小便器のまったく同じ位置に
ハエがいるではありませんか。
これはもしや…



そうです。
これ、絵だったんです。



アップ。
隣の小便器にも、その隣の小便器にも同じ位置にハエがいました。
これ、日本でもよく見かける黄色やら黄緑色やらの芳香ボールと同じ役割
(集中して狙うため、小便器外への飛び散りが抑えられる)を果たしているんでしょうな。
ボクは初めて見たんですが、日本でもあるんでしょうかねぇ。
あ、トイレで周りの目を気にしながら写真を撮ったことについては触れないで下さい。

[PON]

とんがり。

  • 2010/01/28(木) 12:13:57

<現在、ニュージーランド・フランツジョセフにいます。ふたりとも健康です。>


さてさて。
2010年1月24日、今日こそ前日天候不良で流れてしまったトランピングへ。
朝一で電話で確認したところ、今日は行けるとのこと。
前日作っておいた昼ごはんや果物、水、雨具などをリュックに詰め込んで、
迎えに来たバスに乗り込んで6時過ぎに宿を出発。
近づいてくる美しい山並みを見ているうちにトランピングのスタート地点に到着。



ここはトンガリロ国立公園。
北島の最高峰であるマウント・ルアペフ(標高2797m)を筆頭に、マウント・ナウルホエ
(標高2291m)、マウント・トンガリロ(標高1967m)と連なる3つのピークは、古くから
マオリの聖地でした。
現在は周辺地域も加えた7万ヘクタール以上もの土地がトンガリロ国立公園として
世界遺産に指定されています。
ここの自然景観がマオリの文化と密接に関わっていることから歴史的・文化的意義も
認められ、世界でも数少ない複合遺産として登録されています。
ウルルと一緒ですね。
で、ボクらにとっては15個目の世界遺産です。

で、ボクらがこれから歩こうとしているのは、その国立公園にあるトランピングコースの中でも、
と言うより日帰りコースとしてはニュージーランドの中でも最も人気のある『トンガリロ・
アルパイン・クロッシング』です。
ニュージーランド国内に数あるトランピングルートの中から、景観が美しく歩行環境が
整っているものをDOC(自然保護省)が選定、国を代表する9つのトランピングルートを
「グレートウォーク」と呼んでいますが、この『トンガリロ・アルパイン・クロッシング』は
その一つに数えられています。
ちなみに…
全長19.4km!
予定踏破時間8時間!
なげぇ。
普段そんなことしたことない我々にとっては非常に高いハードルですが、
いっちょやったろかいっ!ってなことになったわけです。

ところでこのルート、片道縦走コースであるがゆえに若干厄介なことがあります。
スタート地点もゴール地点も山の中にあるため、バスでスタート地点まで送ってもらい、
歩き終わったらまたゴール地点でバスに拾ってもらわなければなりません。
つまり。
バスの出発時間までにちゃんとゴール地点まで辿り着かなければならないわけです。
もし間に合わなければ野宿でもするか、もしくはヒッチハイクでもして宿まで帰らなければ
いけなくなるという、ひっじょーに面倒なことになってしまうのです。
さてさて、ボクらのような貧弱な脚力で、人並みの制限時間内(8時間)に歩き切ることが
できるのでしょうか…。


7時40分、スタート地点であるマンガテポポの駐車場をスタート!
ちなみにゴール地点でのバスのピックアップ時間は15時30分。
既に8時間をきっている…。
不安なスタートです。



出だしはこんな感じ。
若干曇り気味です。
右側の雲がかかっているのがマウント・ナウルホエ、左側の平たい感じのがマウント・
トンガリロです。
名前の割にはとんがっていませんな。



スタートから1時間半くらいは比較的平坦な道が続きます。
整備されているところが多く、歩きやすい。
KAOもまだまだ余裕な感じですな。
写真を追って見ていってもらえばわかるかと思いますが、このルートは標高が変わるにつれて
植生や地面の感じがどんどん変化していくので、非常におもしろいです。



だいぶ荒涼とした感じになってきましたな。
火山地帯であることが実感できます。



ソーダ・スプリングスというところを過ぎた辺りから、急に登りがきつくなります。
さすがに一気に登りきることができず、休み休み進んでいきます。



振り返ると、マンガテポポ・ヴァレーが一望できました。
きれいだったなー。



急斜面を登りきると、サウス・クレーターというところに出ました。
見ての通り平坦なので、しばらくは楽ちんです。
ま、この後、前方に見える明らかに急なところを登らなくてはならないのですが。
おまけに雲行きが…。



クレーターの淵からはこのルートの最高地点まで一気に急斜面を上ります。
足場が非常に悪いので、かなり登りにくい。
そして…



雲の中に突入。
雨と風がとにかく強くて、真夏なのにかなり寒い。
山の天気は変わりやすいってのを、身をもって体験してきました。
このまま登り続けて、このルートの最高地点(標高1820m)まで到達。
(ちなみに全行程の標高差は700mくらいです。)
えーっと、ここまではだいぶ詳しく紹介してきましたが、この辺りから一気に写真が
少なくなります。
雨でカメラが出しにくい上、手がかじかんじゃって、もうそれどころじゃありませんでした。
ちなみにこの最高地点の辺りはレッド・クレーターといって、バリバリ活動中の火口が
あります。
雲でまったく見えませんでしたが。
後で知ったことなのですが、ボクらが歩いていたのはその火口の淵で、一歩間違えれば
その火口へ…。
まぁ、全然わからなかったので怖くもなんともありませんでしたが、今思えばぞっとしますな。



レッド・クレーターの淵からセントラル・クレーターへは浮き岩だらけのものすごく足場の
悪いところを滑るように下っていきます。
視界の悪さも手伝って、ここが一番危険だったかも。
ここを下っていくと、感動的に美しいエメラルド・レイクスが…



よ、よく見えない。
なんとなくエメラルド色っぽいことは伝わるでしょうか。
なんとなくではありましたが、非常にきれい…でしたよ。
なんとなく。

セントラル・クレーターを横切った後はちょっと登って、後はひたすら下っていきます。
…などとさらっと書いてしまいましたが、実はその「ちょっと登って」って辺りが、
周辺の火口湖の中では最大のブルー・レイクの淵だったらしいです。
ボクらには影も形も見えませんでしたが。
というか、実は無かったんだと思います。
もう一回言います。
ブルー・レイクは存在しません!
…そうでも思わないと、悲しいので。

ひたすら下っていき、徐々に雨もやみがちになってきたころ、ケティタイ・ハット(山小屋の
ことをハットと言う)に到着。



用意してきたサンドイッチで昼ご飯。
本当はもっと眺めのいいところで食べたかったのですが、それどころじゃなかったので。
日光に当たって生き返る心地がしました。
っていうか、太陽出るの遅いってば。



燃料補給して元気になったところで、最後のひと踏ん張り。
ひたすらだらだらと下っていきます。
遠くに見えるは(たぶん)ロトアイラ湖。



標高が低くなってきて、だいぶ森っぽくなってきましたね。
このひたすらだらだら下っていくってのが、前半駆使した足に地味に響きます。
そして…



ゴーーーール!
19.4kmを歩ききり、ケティタイ駐車場に到着。
辿り着いてみると意外や意外、6時間ほどでゴールしていました。
人並み以下の脚力だと信じて疑っていなかったのですが…。
やるやん、オレら。
天候不良のせいで見所でのんびりしなかった(というかできなかった)ってのも、
時間内に歩けた原因の一つだとは思いますが、ひとまずは今後の自信になりました。
まぁ、翌日バリバリの筋肉痛だったことは言うまでもありませんが…。

日帰りとはいえ、こんな本格的なトレッキングは旅を始めてからは我々にとって
初めてのことだったわけですが、すっごいいい経験でした。
非常に印象深い。
またやるぞー!



宿に辿り着いて、晩飯は和食。
白米と味噌汁と肉野菜炒めで疲れを癒しました。
やっぱ、和食だなー。
NORI、米ありがとー!
Nさん、味噌汁ありがとー!

飯を食いながら、宿のテラスから眺めると…



タウポ湖の方がきれいな夕焼けでした(ちなみに夜の8時半くらい)。
…って、めっちゃ天気良くなってるじゃん!
あんだけ悪かったのに…。
ちなみに翌日も素晴らしい快晴でした。
うぅ…歩く日、間違ったかな。

[PON]

飛び降りてみました。

  • 2010/01/27(水) 19:10:53

<現在、ニュージーランド・グレイマウスにいます。ふたりとも健康です。>


2010年1月22日はタウポで簡単なトランピングを楽しむことにしました。
日本で言うところのハイキングやトレッキング、登山のことをひっくるめて
ニュージーランドでは『トランピング』と言います。
ガイドブックによれば、トランピングはニュージーランドでは国技といっても過言では
ないほど盛んなスポーツだそうです。
経験者はもちろん、初心者でもトランピングを楽しめるよう、ニュージーランドでは
自然を守るための制限を設けると同時に、無数のトランピングコースの整備に力が
入れられているそうです。
主なトランピングコースのほとんどは国の機関である自然保護省(DOC=Department
of Conservation)によって管理されています。
日本にいる時はトレッキングだとか登山だとかいう類のことはほとんどしたことが
ありませんでしたが、世界でも類を見ない程美しいと称される山々や木々、植物、
動物たちが息づくニュージーランドにやってきたわけですから、ボクらもいくつかの
コースを歩いてみようということになりました。
本当は何泊かしながら歩くような本格的なコースにも挑戦したいところですが、
いかんせん装備が貧弱。
テントどころか、寝袋すら持ってないですからな。

というわけで、手始めにタウポで簡単なトランピングコースを歩いてみることにしました。
スタート地点はアラティアティア・ダム。
ここではアラティアティア・ラピッズといって、1日に4回ダムの水門が開放され、
それまでちょろちょろとしか水が流れていなかった渓谷はみるみるうちに満たされてゆき、
最後には激流になる様を見ることができる、観光客にも人気のスポットです。
この日最初の放流は10時ということだったのですが、宿を替えるためにチェックアウトの
手続きとかをしていたせいで、ダム行きのバス(というかワゴン車)が迎えに来てくれたのが
9時45分。
ダムまでは15分の道のりということ。
ボクらの心の中での「急げ、急ぐんだドライバー!」という祈りが通じたかのように
ドライバーがぶっ飛ばしてくれたおかげで、ダムに到着したのは9時55分!
やったぜ、ドライバー!



…すでに放流始まってやんの。
残念そうな顔でドライバーが説明してくれたところによると
「昨夜のどしゃ降りのせいで放流の時間を早めたんだろうなぁ…。」
(確かにダムにはあふれそうなくらい水がたまっていました。)
…うぅ。
間に合いませんでした。
加えて言えば、バスを降りた頃には雨も降り始めてしまいました。
…ううぅ。

このダムは常に放流しているに違いないと思い込むことにして、
いざトランピングスタート。

まずはちょっと回り道して、眺めのいい展望台へ。



ダムから放流された水も全く濁ることなく、美しい色をしていました。
ボクらはダムから上流へ向かって歩くことになります。



いざ出発。
この頃には雨も上がり始めてきました。
さすが、オレらの日頃の行い。←ダムの話とかは棚上げ



森へ突入。
針葉樹、広葉樹、シダ植物なんかが入り混じっています。



左半分はどうしちゃったんでしょうね。



針葉樹の森ですね。
ダムからタウポの街まで川に沿って歩くだけなんですけど、意外と次々と景色が変わるので
おもしろい。



ワイカト川の水の色、すっごいきれいなんです。
しかも澄んでいて、川底まではっきりと見えます。



2時間近くかけて、やっと前日も訪れたフカ・フォールに到着。
写真だとあんまり上手く写ってないなー。
水の色がすっごいきれいなんです。
ミントブルーっていうのかな。
あんな色の川、見たことありません。



この水の色の美しさと迫力を見れば、ニュージーランドで最も観光客数が多いというのも
うなずけます。



お腹がすいたので昼食タイム。
朝バタバタしたせいで昼食を準備する時間がなく、長いこと歩くっていうのにクッキーと水しか
持ってきていなかったので、フカ・フォールでステーキ・パイ(3NZD)を買いました。
美味し。



さらに歩くと光の加減のせいか、ワイカト川の水の色も変わって見えました。
あまりにきれいなので思わず泳いでみたくなりますが、手を突っ込んでみるとかなり冷たい。
じいさんなら心臓止まるかも。

この日は翌日に控えた本格的トランピングの足慣らしのつもりだったのですが、
思った以上に長い道のりでした。
日本のガイドブックでは2時間程度、現地のパンフレットでは4時間程度の行程との
ことでしたが、途中で昼食をとったりいろいろ見ながらのんびりと歩いたせいか、
10時半頃から歩き始めて、街の中心部へ辿り着いら15時くらいになっていました。
『地球の歩き方』のニュージーランド担当者って、どんだけ足速いんだよ。


さて。
宿に辿り着いて荷物をピックアップし、Taupo YHAというユースホステルに移動。
…やっぱりユースはレベルが高いなー。
キッチンや共同のシャワールームもきれいだし、部屋もたいていきちんとしています。
あくまでも傾向ですが、一般のバッパー(バックパッカー用の宿を総称してバッパーと
言うらしい)は若い人が多く、夜中までバカ騒ぎしていることも珍しくありませんが、
ユースホステルには結構年配の人も多く、若い人も含めて落ち着いた雰囲気があります。
今のところ、ユースだとハズレがありません。
ただしユースの方が値段が高い傾向にあるあたりが悩ましいところです。

レセプションで翌日行くつもりだったトランピングの送迎の予約をしようと思ったら…
天候不良のため、既に中止が決定。
およよ。

というわけで、翌日はタウポの街で遊ぶことにしました。
ニュージーランドといえば…バンジージャンプ!!
もともとバンジージャンプはバヌアツ共和国やニューカレドニア諸島の通過儀礼
(成人の儀式)として行われていたものを、ニュージーランド人がアクティビティの
一つとして取り入れたものだそうです。
こういうのが大好きなボクとしては、本場でやらずにどこでやる!ってな勢いです。
ニュージーランド各地でバンジージャンプをすることができますが、ここタウポでは
47mの高さからあのきれいなワイカト川へ飛び降りることができるので…
まぁ、実際はここが安いからなんですけどね(朝11までだと95NZD、6500円くらい)。



いざ、バンジー!



おぉ、思ったより高い。



足にベルトを巻きつけられています。



ちなみに横から見るとこんな感じです。
やっぱり実際立ってみると、とんでもない高さです。
47mっていうとビルの15階くらいの高さでしょうかねぇ。
あっさり係員がカウントダウンを始めるので、意外とすんなり飛んでしまいました。
いやぁ、すごい。
アドレナリン出まくりです。
やっぱりどんな遊園地のアトラクションもあれにはかなわんでしょう。
足にゴムをつけてるとはいえ、体一つですから。
無防備なこと、この上ない。
でも、めっちゃおもしろい。
またやりたいー!
ただしここのバンジー、終わった後は急な坂道を歩いて元の場所まで帰ってこなければ
いけないあたりが悲しいところです。
結構疲れるんだ、これが。



ちなみにここでのバンジーは水面まで着くか着かないかを自分で選択することができます。
どうやら直前に測らされた体重によってゴムの長さを調節しているようです。
ボクは当然水面まで着くようにしてもらいました。
…が。
普通は上半身が少しぬれる程度なのですが、
ボクの場合、いざ飛び込んでみるとズボンまでずぶぬれになる始末。
ゴム、ちょっと長かったんじゃないの?
ちなみに雨まで降り出していたおかげで、震えながら宿まで帰ったことは
言うまでもありません。
係員のばかー。

[PON]

♪いい湯だな

  • 2010/01/25(月) 18:14:48

<現在、ニュージーランド・ウェリントンにいます。ふたりとも健康です。>


というわけで2010年1月21日の夕方、ロトルアの街に到着。
宿はCactus Jacks Backpackersというところ。
ミックスドミトリー…のはずだったのですが、部屋に行ってみるとまたもやツインルーム。
値段変わらず。
すいてたからかな。
ラッキー。

ちなみにちょっと変わった雰囲気の宿でして。



玄関前なのですが、サボテン増やしすぎだろ。



部屋のひとつひとつが馬小屋の設定だったり、床屋の設定だったり、バーの設定だったり
(中は普通)。
ちなみにボクらは23番の部屋で何の設定でもなく、ちょっと残念。


ロトルアは世界的にも珍しい大地熱地帯にあるため、ロトルア湖をはじめとする火山湖や
間欠泉など、複雑でユニークな景観が見所となっています。
温泉を利用した施設やミネラルプールを求めて、休養に訪れる旅行者やリピーターも
多いそうです。
街のいたるところから白い湯煙が出ており、温泉地ならではの独特な硫黄のにおいが
漂っています。
となれば、行くしかないでしょう。
とりあえず部屋に荷物を放り込んで、温泉に行くことにしました。
宿から歩いて15分くらいのところにあるポリネシアン・スパ。
1人20NZD、1300円くらいです。



極楽ー。
やっぱり日本人は温泉ですなー。
日本を離れて以来、初めての湯船です。
ちなみにニュージーランドでは水着着用で入ります。



ポリネシアン・スパはニュージーランドで2番目に大きいロトルア湖のほとりにあります。
ちなみにロトルアは大分県別府市と姉妹都市提携を結んでいるそうな。
いろんな温度の浴槽があったので、ぬるめのお湯にのーんびりとつかってきました。


さて翌日。
ロトルアでは他に見たいところもなかったので、1泊で次の街に移動することにしました。
目指すはタウポというところです。



ヒツジが1匹、ヒツジが2匹、ヒツジが…。

ワイトモというところに立ち寄りました。
ここにはGlowworm Caveという洞窟があります。
洞窟自体も中がものすごい鍾乳洞になっていて見事なのですが、
それ以上にすごいのが洞窟の名前にもなっているGlowworm。
日本語ではツチボタルといって、ニュージーランドにしか生息していない虫です。
すごい数のコイツらが光るんですよ。

以下、ツチボタルについて知りたい方への説明(パンフレットからの抜粋)。
「この2枚羽の昆虫が明るい光を発するのは、餌となる虫をおびき寄せる幼虫の時期です。
孵化後、幼虫は巣を形成し、糸を垂らして餌を捕らえます。光を発するのは餌となる小虫を
おびき寄せるためで、粘着性のある糸で小虫を罠にかけ、それを引き上げて餌に
ありつくのです。ツチボタルの生息には特別な環境が必要であり、乾燥しないための
適当な湿度、蜘蛛のように粘着性のある糸を垂らすことができる安全な場所、
垂らした糸がからまないような風のない状態、放った光が目立つようにできるだけ暗いこと、
餌となる虫がたくさんいることなどの条件が揃っていなければなりません。」
…だそうです。

どれくらいすごいかというと…えーっと、残念ながら写真はありません。
撮影禁止でしたので。
ガイドさんの案内で鍾乳洞内を歩いた後、真っ暗な中ボートに乗り込んで洞窟の
内部にある池を進んでいくと、天井一面に青っぽい光が散らばっていました。
ラピュタでポムじいさんがいた洞窟を思い出しました。
本当にきれいでした。
一見の価値ありです。

午後にはフカ・フォールという滝に立ち寄りました。
ニュージーランド国内では最も訪問者の多い観光スポットといわれているそうです。
日本では知名度低いですねぇ。
高さこそ10mあまりにすぎませんが、水量は多い時にはなんと毎秒270トンにも
なるそうです。
…って、まぁ、どしゃ降りだったんですけど。



天気が悪かったんで写真ではよくわからないかもしれませんが、水の色が
すっごいきれいなんです。
緑がかった青というか、ミントブルーというか。
この部分だけ流れが狭くなっているせいで、迫力も半端じゃありません。
この日の翌日もフカ・フォールに訪れたので、ここの写真はもう一回登場します。


というわけで、夕方にはタウポの街に到着。
この日の宿はTaupo Urban Retreatというところ。
いつものようにミックスドミトリーだったのですが…なかなか厳しい環境で。
建物そのものや公共の場所は結構きれいなところだったのですが、部屋が…。
みんな適当に荷物を置いているので、どこのベッドが空いているのやらさっぱり。
キッチンも狭くて、夕食時はコンロの取り合いで戦場のようでした。
タウポではあと何泊かするつもりだったのですが、この宿は非常に込み合っていて
遠泊が難しそうだったので、ついでにもうちょっと環境のいいところを求めて、
翌日にはTaupo YHAというユースホステルに移ることにして、この日は布団に入りました。


そういえば。
宿の前にこんなものがありました。



写真を大きくしたら見えますかねー。
白い張り紙の右側に糸にくくり付けられた石がぶら下がっています。
これが『WEATHER FORECASTING STONE』、天気予報石だとか。
拡大して読めない人のために。

「石がぬれていたら…雨です。」
「石が乾いていたら…雨は降っていません。」
「地面に影が映っていたら…晴れです。」
「てっぺんが白くなっていたら…雪です。」
「石が見えなかったら…霧です。」
「石が揺れていたら…風が吹いています。」
「石が上下に跳ねていたら…地震です。」
「石が無くなっていたら…トルネードです。」

ニュージーランドの石は高性能です。

[PON]

久しぶりー。

  • 2010/01/23(土) 17:35:31

<現在、ニュージーランド・タウポにいます。ふたりとも健康です。>


さて。
オークランドを発つ前日のお話。

オークランドに立ち寄ることにした最大の理由はボクの友人に会うことでした。
大学の1、2年で同じクラスだったNORIという女性です。
現在はニュージーランドの永住権を取得して、フライトアテンダントの相方KAZUさん
(ニュージーランドでは男性のフライトアテンダントは珍しくないらしい)と娘のSAKURAちゃんの
夫婦子供3.5人(もうじき出産予定)で暮らしているという強者です。
いやぁ、お互い年取りましたな。
って、そりゃあ15年も経てば、そりゃそうか。
加えて子供もいるし。
もう1人産まれそうだし。
と思えばこっちは無職で旅とかしてるし。
年月の流れを感じました。

出産直前だというのに、昼頃フライトから帰ってきたKAZUさんと一緒にベトナム料理の
店に連れて行ってもらってご馳走になったり(←めっちゃ美味かった!)、デイケアから
帰ってきたSAKURAちゃんも一緒にデボンポートという港町までドライブしてアイスクリームを
ご馳走になったり(←めっちゃ美味かった!)、帰りにマウント・ビクトリア(?)という
眺めのいいところまで連れて行ってくれたり、結局晩御飯までご馳走になった上、
宿までの送迎付きという、これでもかと言わんばかり至れり尽くされちゃいました。
特に晩御飯は手作りピザ、白米、ピッピ(ニュージーランドで採れる貝)の味噌汁、
肉野菜炒め、かつお節入りのサラダなどの豪華メニューだったのですが、
とりわけ和風な味付けの肉野菜炒めと味噌汁は日本食に飢えていた我々にとって
本当にありがたいものでした。
美味しかったよぅ。
腹いっぱいいただきました。
帰りには米やらパスタソースやら、食材までおみやげにいただいちゃいました。
本当にありがとう。



マウント・ビクトリアからの眺めはこんな感じ。
ヨットやらボートやらがうじゃうじゃいました。
夕方になると仕事を終えた人々がクルーズに出かけていくなどという上流階級的風景が
見られます。



SAKURAちゃん。
かわいー。



はしゃぐ大人(←KAZUさん)。



KAOとNORI。
腹、でかいですねー。
あ、KAOの方じゃなくて。
確か予定日までもう1週間くらいだったはず。



みんなでピース。

以下、私的連絡。
サンケツのみなさーん、NORIは元気でしたよー。


さてさて。
2010年1月21日、いよいよニュージーランド大移動の開始です。
前回の日記に書いたようにMagic Busでまずはオークランドからロトルアという街まで
移動します。
道中はいろんな見所を回りながら行きます。
例えばMt.Eden。
ここからはオークランドの街並みが一望できます。



見ての通りあいにくの曇り空でしたが、360度ぐるりと視界が開けていました。
小高い丘のようなところは火山の跡だそうで、オークランドの周辺だけでも何十ヶ所も
あるそうです。

マタマタという街にも寄りました。
ここはあの『ロード・オブ・ザ・リング』の中でホビット族が住む村の撮影が行われた
ところです。
ファンにはたまりませんな。
まぁ、ボクは見たことないから何の感動もないけど。



知らないくせにそれっぽいところで写真を撮ってみました。
これが何だかはよくわかりません。
たぶん『ロード・オブ・ザ・リング』関連の何かだと思います。
みんな写真撮っていましたから。

アグロベンチャーズとかいう遊園地と動物園が合体したようなところにも寄りました。



これはSWOOPとかいうアトラクション。
3人くらいまとめて袋に入れられて、ロープでつられて、高いところから放されて、
振り子みたいにブンブン振られます。←アバウトな説明
他にもいろいろありましたが、高い金を出してわざわざやるほどのこともなかったので、
飯を食いながら見物していました。



むしろダチョウの方に興味あり。



意外とかわいい顔。
…のくせに結構凶暴でした。
手食われるかと思った。



これは…ウシでしょうかねぇ。
腹巻した哺乳類の何か。



Redwood Forest(赤い木の森?)とかいう森です。
様々な長さのウォーキングトラックが整備されていて、30分ほどのトレッキングをしました。
徒歩用のトラックの他、マウンテンバイク用のものや乗馬用のトラックなんてものもありました。

ボクらの利用しているMagic Busをはじめ、ニュージーランドやオーストラリアのバスツアーの場合、
運転手がガイド役も兼ねています。
つまりヘッドセットを付け、マイクを通じて解説をしながらバスを運転します。
日本人の感覚からすれば、よく運転しながらあんなに詳しい解説ができるなー(英語だから
あんまり聞き取れてないけど)などと感心させられてしまいます。
もっとも、しゃべりに夢中になってないでちゃんと運転してくれよって話ですが。
見所で一緒に降りて解説してくれることもあります。
まぁ、こういったトレッキングなんかの場合はもちろん「いってらっしゃい」だけですけど。



ちなみにこんなバスです。

他にもいろいろ寄りながらでロトルアの街に到着。
続きはまた次回。


ところでこの日一日バスで移動してみて思ったのですが、ニュージーランドは日本に、
特に北海道と似ていると思います。
まず自然が多い。
シダ植物っぽいものが多いのですが、緯度が高いから針葉樹林も多い。
それから牧場が多い。
ウシ、ヒツジ、ウマなどなど。
四季もあるっぽい。
夏でも涼しい(というか下手すると夜は寒いくらい)。
冬はそれほど寒くならないらしいけど、山では雪が降りスキーができる。
火山が多い。
だから温泉も多い。
ついでに言えば物価も大差ない感じ。
案外日本人にとっては暮らしやすい国なのかも知れません。

そういえば、旅をしていて気付いたこともう一つ。
欧米人、ライター持ってなさ過ぎ。
今まで何度ライター貸したことか…。
ま、別にいいんだけど。


あ、そういえば。
スーパーマリオのキノコ(←でっかくなるほうのヤツ)、
あれってどこに生えているのかわかりました。
NORIたちと行ったマウント・ビクトリアの頂上辺りです。



ほら、ね。

[PON]