またまた山登り。

  • 2010/08/29(日) 05:06:44

<現在、トルコ・カシュにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年8月6日〜7日の日記*


さぁ、次の街、次の国へと移動しましょうか。
クロアチアのドブロブニクからモンテネグロのコトルという街を目指します。

ドブロブニクのバスターミナルから直接コトルへ向かう国際バスがあります(115Kn、約1840円)。


バスターミナルで朝ご飯。


魔女見習いってところですかね。

で…バスが1時間遅れ。
クロアチアでは珍しい。

クロアチア国内で長距離バスに乗る際、大きな荷物を預けるのには7Kn(約112円)の荷物代がかかります。
セルビアでの教訓を生かして(荷物代の分を忘れてお金を使い切ってしまった)、今回はちゃんと2人分の荷物代を残して上手くクロアチアクーナを使い切ったら…
ユーロ払いでやんの(←モンテネグロの通貨はユーロ)。
…うまくいかないもんです。


アドリア海沿岸をひた走ります。
きれいだなー。

クロアチア=モンテネグロ国境ではバスに乗ったままパスポートが回収され、しばらく待っていたら出国・入国両方のスタンプが押されたパスポートが返ってきました。
楽ちん。


というわけで、実にあっさりとモンテネグロ入国!
ボクらにとって23ヶ国目となります。
日本との時差は7時間(サマータイム中)、正式な加盟国ではないものの通貨はユーロです。
1ユーロは…ずいぶんと変動しているからなぁ…。
この時の正確なレートを覚えていないので、1ユーロ=約110円で計算します。

ちなみにここモンテネグロは2006年に独立したばかりで(旧セルビア・モンテネグロ)、人口わずか62万、面積は福島県と同じ…
とガイドブックに書いてあるのですが、みんな福島県がどのくらいの大きさかイメージできるんだろうか。
東京都何個分とかの方がわかりやすい気がする。

ドブロブニクからコトルまでは2時間ほど…のはずだったのですが。


バスごと船に乗り、おそらく湾をショートカット…したまではよかったのですが。
…あれ?
今、「左に行くとコトル」っていうところ、右に曲がらなかった?
…おや?
そのうちバスに乗っていたコトルへ向かうであろう旅行者もきょろきょろし始めました。
道路標識を見ていても、どうやらコトルの先のブドヴァという街に向かっているっぽい。
…どういうこと?
乗客の一人が運転手に確認したところ、理由はわからないものの、先にブドヴァに行ってからコトルへ戻るらしい、ということがわかりました。
しかも週末だからなのか、ブドヴァへの道は渋滞気味。
そしてようやくコトルのバスターミナルに辿り着いたのは15時半過ぎ、ドブロブニクを出てから実に4時間半以上(通常の倍以上)かかったわけです。
あぁ、長かった。
でも、なんで行ったり来たりだったんだ?

コトルの街は世界遺産であると同時に美しいビーチも近いリゾート地であるため、宿の値段は結構高めです。
そんなコトルにもバックパッカーの味方ユースホステルがある…のですが。
遠いんだ、これが。
その辺りに行くバスもよくわからず、かと言って金をかけてタクシーに乗るのもしゃくなので、当然徒歩。
地図上では30〜40分くらいと見当をつけていたのですが、行けども行けども見つからず。
夕方とは言え、めっちゃ暑いし。
しかも段差で、KAO転倒
バックパックの重さでバランスが取りきれなかったらしい。
まるで子どものように、両方の膝小僧に血をにじませていました(あまりの不憫さに転倒時の写真撮り忘れ)。

人に尋ねつつ迷いながら行ったので、結局1時間もかかってしまいました。
で、着いたところはYouth Hostel Spasic-Masera
ユースというより、ばかでかい研修所といった雰囲気のところでした。
1部屋に2ベッドのドミトリーという扱いだったので、結局はツインルームと変わりません。
トイレ・シャワー共同、朝食込みで1人9ユーロ(約990円)でした。
安いですな。
自由に使えるPCやビリヤード台、卓球台なんかもありましたし、簡単なバーらしきものもありました。

そしてこの宿に泊まって助かったことが食事です。
追加でお金を払えば、昼食や夕食を食べることができます。
ちなみに夕食は3ユーロ(昼食は食べていないからわからず)。
リゾート地ゆえレストランは結構高そうだったので、この値段はありがたい。


この日の夕食はこんな感じ。
メインは牛肉に衣をつけて焼いたもの…かな。
ナスの天ぷらっぽいものもありました。
クロアチアでは結構食事に苦労しましたが、見ての通りボリュームもあり、久々にお腹いっぱい食べられました。
しかも美味い。


というわけで、モンテネグロ初日終了(写真関係なし)。


さて、翌日。
今日はコトル散策に行きましょうか。


まずは朝ご飯。
…夕食に比べて、あまりに質素すぎやしないか。
宿代に含まれているので、まぁ、こんなもんかな。


昨日宿までやって来たのとは違う道を通って旧市街まで行ってみよう。


宿から5分くらい歩くと、すぐ海に出ました。
クルーザーが並んでいたり、おしゃれなカフェがあったりと、リゾート的雰囲気満載。
巨大な豪華客船も停泊していました。


砂利浜のビーチもあります。
コトルは複雑に入り組んだ入り江ボカ・コトルスカの最奥部に位置するため、ほとんど波がありません。

小劇場「漁師に魚をもらったネコの苦悩」


ラッキー。
魚もらっちゃったー。
…と思ったら。


…ぴちぴちと動きやがる。
こぇーなー。


どうしたものか…。


くたばるまで待つことにしよう。

以上。


これは…ウルトラマン兄弟の誰か…ですかね。
じゃ、モンテネグトラマンで。←長い
その向こう側にも素敵な仲間たちがいっぱいいますな。


話がそれましたが、ここコトルは『コトル地方の歴史的建造物と自然』として世界遺産に登録されています。
ボクらにとって45個目の世界遺産となりました。
先ほども書いたように、コトルは入り江の最奥部に位置するとともに、写真のように背後は峻険な山々に囲まれた天然の要害の地です。
また古くから高度な航海術を誇り、17世紀にはロシアのピョートル大帝が留学生を派遣していたほどだそうです。


旧市街の入り口に辿り着き…何だ、これ。
いまいちコンセプトがわからず。
コトルの街は何を目指しているのでしょうか。


旧市街の中はこんな感じ。
クロアチアから引き続き、似たような感じですな。
って、近いから当たり前なんだけど。

ざっと旧市街の中にある見どころを紹介すると…


これが聖ルカ教会で…


これが聖ニコラ教会で…


これが聖トリプトン教会…だといいですね。
すいません。
正直、もうどれがどれだか…。
こういうのはできるだけリアルタイムで書かないと、夏休みの日記状態になってしまいますね。
ちなみにコトルはローマ・カトリック文化圏と東方正教文化圏の境界にあるため、街には両方の教会が建っています。
聖トリプトン教会はローマ・カトリックに属する一方、聖ルカ教会はセルビア正教に属します…
とガイドブックに書いてあります(聖ニコラ教会は知らん)。
なかなかリベラルな街ですな。

旧市街の背後にそびえる山に沿って、全長4.5kmにも及ぶ城壁が築かれています。
山頂からの眺めは素晴らしいということなので、登ってみることにしました。
…っていうか、最近ずっとこのパターンだな。
世界遺産の街に行って、すぐ近くの塔とか丘とか山に登って、旧市街や海を眺める。
スプリット、シベニク、トロギール、ドブロブニク、そしてコトル。
日課みたいなもんですな。


こんな感じで城壁の上を歩いていきます。
ちなみに城壁自体に入場料がかかり、2ユーロ(約220円)でした。


徐々に標高が上がってきました。
ここもクロアチアと街並みが似ていますね。


おかげ様でこの日も天気が良く、溶けるほどの暑さでした。


で、今回もかなりキツい。
石畳ですごい滑るし、結構崩れているところも多いし。
そしてドブロブニクに続き、今回も1時間半ほど登ったところで…


やっとこさっとこ頂上です。
実は適当なところでやめようかと思っていたのですが、途中まで登ったら引っ込みがつかなくなって、結局頂上まで。
ちなみに今回はロープウェイは見当たりませんでした。


城壁に囲まれた旧市街は三角形でした。
写っているのは超大型の豪華客船っぽかったです。


入り組んだ湾であることがわかるかと思います。
左手前が最奥部でコトルの街になるのですが、このグネグネした湾はまだまだ海までずーっと続いています。


いやぁ、今回も疲れました。
セルビア、クロアチア、モンテネグロと、本当に毎日よく歩きました。
歩いたというか、毎日トレッキングみたいなもんでしたからな。


動いた後は飯が美味い。
今日の3ユーロご飯も美味しかったです。
ごちそう様でした。

[PON]

衝撃の瞬間。

  • 2010/08/28(土) 21:50:13

<現在、トルコ・カシュにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年8月4日〜5日の日記*


もう1ヶ月近く前の出来事…。
覚えてるかな。



さて。
スプリットからボクらにとってのクロアチアのハイライトであるドブロブニクへと移動しましょうか。
本当はスプリットから沿岸の島々を巡りながらドブロブニクまで行くフェリーで移動しようと思っていました。
バスと比べて時間は倍以上かかるものの、値段は安いし、何よりアドリア海のクルージングを楽しみにしていた…
わけだったのです、が。
このフェリー、週2便しかないのですが、日程を読み違えて全然予定が合わなかったのです。
2泊する予定だったドブロブニクを1泊で出るか、もしくは5泊するかしないとフェリーには乗れないことが判明。
…さすがに5泊はいらん(というか高い)。
残念ながらフェリーでの移動を諦めた次第です。

まずはスプリットのバスターミナルへ。
時間によって(というかバス会社によって)結構値段が違うので、前日に安いバスを予約しておきました。


パンとカプチーノで、らしからぬ優雅な朝食。

10:30時発のバスでスプリットを出発(113Kn、約1808円)。
道中、バスはずーっとアドリア海沿岸を走っていたのですが、それはそれはきれいな景色…
だったはずですが、ほとんど寝てました。
きれいな海…だった気がします。
夢かもしれないけど。

というわけで、15時半ごろドブロブニクのバスターミナルに到着。
今回は宿の予約無しで来てみました。
というのも、ネットで宿を予約しようと思っても、時期的に安くていい宿が見つからなかったのです。
しかしクロアチアでは個人宅の部屋を宿として貸し出すSobe(ソベ)とかプライベートルームとか呼ばれるものが数多くあり、その客引きがバスターミナルや港に出没するので、その人たちと上手く交渉すれば安くていい宿に泊まれる可能性が出てくるわけです。
ドブロブニクのバスターミナルにもそれらしきおじちゃんやおばちゃんが何人かいました。
数人と交渉してみたところ、旧市街の中で1泊2人で250Kn(約4000円)で泊めてくれるという人と交渉成立。
どんなに狭い部屋でも旧市街の中(つまりは世界遺産の中)にあって、この時期でこの値段はかなりお得だと思われます。

宿のおばあちゃん(と思われる人)とタクシーをシェアして(40Kn、約640円)、まずは旧市街の入り口へ(足が悪くてバスでの移動は辛いらしい)。
そこでそのおばあちゃんの孫(と思われる人)に引き継がれ、あとについて旧市街内へ。


旧市街のメイン通りを抜けて…


ここの階段を上がって細い通りに入っていくと…


こんなところへ。
宿はこんな路地の一角にありました。
どちらかと言えば、民泊というよりはアパートの一室みたいな感じでした。
確かに部屋は狭かったですが、洗面台も付いていたし、共同のトイレ・シャワーもきれいだったので問題なし。
ただしキッチンは調理器具があまりなくて使えませんでした。

というわけで晩ご飯を探しがてら、ちょっとお散歩。


旧市街のメイン通りであるプラツァ通りです。
クロアチアきっての観光地だけあって、観光客がうじゃうじゃいます。


この通りにはいわゆる大道芸人がたくさんいました。
リッチで気前のいい欧米人が多いので、結構身入りもよさそうでした。
何かやるかなぁ…何もできん。
…馬の検温、とか?←芸ではない


この人たちは…ただ通過していっただけなので、よくわかりません。

というわけでレストランなんかを探しながら歩いてみたわけですが…
高い
いや、マジで。
少なくとも旧市街やその周辺はクロアチアのほかの街よりも明らかに値段が高い。
庶民の味方的存在であるケバブサンドなんかの店もほとんどない上、あっても高い。
結構歩き回った挙句に旧市街の外側に1件だけパン屋さんを見つけたので、この日は道ばたでパンをかじって晩ご飯を終わらせました。
たぶん傍から見たらかわいそうな感じの人に見えたに違いない。


さて、翌日。
朝からはりきってドブロブニク散策へ。
「アドリア海の真珠」と称されるドブロブニクはユネスコの世界遺産に登録されています。
ボクらにとって44個目4日連続5個目の世界遺産となりました。

ここドブロブニクは過去には幾度も大きな被害を受けてきました。
最も甚大な被害を被ったのは1667年の大地震の時で、街のほぼ全てが瓦礫と化してしまったそうです。
また1991年のユーゴスラヴィア連邦軍による攻撃の時も「危機にさらされている世界遺産リスト」に載るほど街は破壊されましたが、その後精力的な修復がなされ、1994年にはリストから削除されたそうです。
現在はどこが修復された部分で、どこが昔のままなのか判別できないほどにまでなっています。

さらに、ここドブロブニクはクロアチア本土とはつながっておらず、いわゆる飛び地…だということを、ネットで調べてて今知りました。
どうやらクロアチア本土とドブロブニクの間にちょこっとだけボスニア・ヘルツェゴビナを通る必要があるらしい。
…いつの間に。
気付かぬ内に新たな国を通っていたんだろうか。
出国とか入国とか、全然無かった気がするけど。

そしてもう一つ。
いつぞやの日記にも書きましたが、ドブロブニクは『紅の豚』と『魔女の宅急便』の舞台とも言われているそうな(公式発表ではない、はず)。
『紅の豚』に関しては、劇中では舞台はイタリアということになっていますが、島の感じとかがドブロブニクっぽいっていうことなんでしょうかね。
街の写真から雰囲気だけでも感じ取ってみてくださいな。


とりあえず昨日見つけたパン屋さんで朝兼昼ご飯を買い込んでから、まずは街の背後にそびえるスルジ山に登ることにしました。
なぜならば、ここからの眺めが素晴らしいという話だったので。


持っていた地図が大雑把でよくわからないので、まずはなんとなく山の方に向かって迷路みたいな路地や階段を歩いていきます。
ガイドブックによると、旧市街を一望することができる標高412mのスルジ山へは、かつてロープウェイで山頂まで上がることができ、人気の観光スポットだったそうな。
しかし1991年のクロアチア独立戦争の際に、旧ユーゴスラヴィア軍に破壊されてしまったため、現在山頂へは徒歩または車で行くしかないとのこと。
山頂には破壊されたロープウェイ駅も残されているらしい。
タクシーではかなり金がかかるとのことだったので、もちろんボクらは歩いて登ることにしました。


看板など一切出ていませんが、山の方に向かっているっぽい道を発見。
歩いて登る観光客のために、もうちょっと親切でもいいのになぁ。

で、この山道が結構、というかかなり大変でした


これ、上の方から山道を見下ろしたところなんですが、ものすっごいつづら折っちゃてるのがわかりますかね。
右行ってー、左行ってー、右行ってー…山頂は見えているのに、ちっとも近づきゃしない。
しかも最初のうちは森みたいなところを歩いていたのですが、途中からはご覧のように一切日影なし。
宿で凍らせてきたミネラルウォーターはあっという間に溶けていきました。
1.5リットルを2本持ってきてよかったー。

約1時間半の道のり、本当にあとちょっとで山頂に辿り着くという辺りで、その瞬間はやってきました。


これ、ものすごい衝撃映像なんですけど、わかりますか?
どこがって?
下に見える街並みじゃないですよ?

…ロープウェイ、動いてるやん!
破壊されたんじゃなかったのかよー!
登るの大変だったんだぞー!

…取り乱しました。
でもこれを見た瞬間、我々がどれほど(肉体的にも精神的にも)ぐったりしてしまったか、想像していただけるでしょうか。
後で確認したところ、どうやら今年の7月から営業を再開したのだそうな。
あぁ、そうですか。
山頂にはめっちゃ新しいロープウェイの駅がありました。
情報は新鮮さが命ということを思い知らされました。
ちなみに見ていたところ、ロープウェイでの山頂までの所要時間は5分ほどでした(ボクらは1時間半)。
しかもボクらの泊まっていた旧市街のすぐ横に山麓駅があります。
値段は知らん。
…いや、本当に大変だったんですよ。登るの。

というわけで、精神的にもかなりダメージは受けたものの、無事山頂に到達。
城塞のようなものがあったのですが、15Kn(約240円)と有料でした。
歩いて登ってきた人は、ぜひ無料にしていただきたい。
で、そこからの眺めが…


いやぁ、これはすごい。
たぶん写真だと今まで見てきたクロアチアの他の街とあんまり代わり映えしないかもしれませんが、実際に見るとやっぱりドブロブニクが一番美しい
さすがはアドリア海の真珠、断トツです。

全然関係ない話を一つ。
「だんとつ」って入力したら、上記のように「トツ」がカタカナに。
おや?と思って調べたら、「断トツ」は「断然トップ」の略なんですね。
知らなかった。

で、その断トツのドブロブニク。
左側の城壁で囲まれた部分が旧市街に当たり、ここが世界遺産です。
ちなみにロープウェイなど使わず、歩いて登った方がより素晴らしい景色と出会えます。
気分的に。
ドブロブニクへお越しの際は、ぜひ徒歩でスルジ山へ。


真っ青なアドリア海、きれいだなー。
歩いて登ると、5割り増しくらいできれいだなー。←しつこい

買ってきたパンを食べながら、山頂では1時間以上のんびりと景色を眺めていました。
まぁ、正直疲れたし、せっかく登ったから下りるのがもったいなかったからなのですが。


山頂にあった城塞の一部。
おそらく戦争の爪あとなのでしょう。


で、当然下りも徒歩。←意地
1時間ほどかけて山を下り、今度は旧市街散策へ。
この時点でかなりのHPを失っていましたが、がんばりましょう。


やっと城壁辺りまで戻ってきました。


ドブロブニクを取り囲む城壁は全長1940m、高さは最高で25mに達します。
旧市街の大部分を破壊した1667年の大地震の際も、城壁だけはほとんど被害を受けなかったんだそうな。
この城壁の上は遊歩道になっていて、旧市街を眺めながらぐるりと歩くことができますが、ボクらは山の上から見たのでパスしました。
まぁ、正確には有料だったのと、体力的な余裕が無かったせいですが。
写真のピレ門をくぐって、旧市街内へ。


(たぶん)聖イグナチオ教会


石造りの祭壇とその天井のフレスコ画は見事でした。


こんな部屋もありました(手前の人も石像です)。


小さな広場のバザール、というかほぼおみやげ物屋さん。


大聖堂の内部…だったかな。
外部は残念ながら修復中…だったかな。
あぁ、記憶が曖昧すぎる。


「北風と太陽」の北風の方。

かつてドブロブニクの心臓部であった総督邸にも入ってみました(学割で20Kn、約320円)。
現在は文化歴史博物館として使われているのですが、展示品の数がえらい多かったことに加え、疲れ気味でもあったので、なんとなくぼーっとしながら眺めて終わってしまいました。


旧市街の中心部であるルジャ広場に面したところにどぉーんと構える聖ヴラホ教会
どうやら結婚式が始まるらしいので待っていると…


なんで3人?
合同結婚式?
しかも結構お年を召されている方も…


あぁ、こっちが本物の花嫁さんね。
花婿さんは結構お年を召された方で…あ、お父さんでしたか。
失礼しました。


スポンザ宮殿時計塔
トンボがぶら下がった飛行船が突っ込んだのはここですかね。


セルビア正教会
カトリックの国であるクロアチアの教会とは趣きが異なりますな。


お、こちらでも結婚式ですかな。
ドブロブニクで結婚式ってのがはやってるんでしょうか。


わん。


民族衣装…なのかな。
よくわかりませんが、若干年齢的に無理のある格好のおばさん。←失礼すぎる


さすがにパンは食い飽きたので、夜はそれなりの店でビールとピザ(76Kn、約1216円)。
美味しゅうございました。


かなり端折りましたがドブロブニク、こんな感じです。
シーズンということもあってすごい観光客の数でした。
ヨーロッパからはもちろん、日本からのツアー客らしき集団もたくさん見かけました。
こうやって見ると、クロアチアは非常に観光資源に富んだ国ですな。
世界遺産的な見どころもたくさんあるし、アドリア海も美しいし。
暑いけど、ぜひ夏に来ることをおすすめします。
そしてスルジ山に徒歩で…←もういい

[PON]

[リアルタイム情報]トルコ・カシュにいます。

  • 2010/08/27(金) 13:54:34

現在、トルコ・カシュにいます。

ふたりとも健康です。
ふたりとも悩まされていた謎の発疹ですが、とりあえず沈静化しました。
でも結構痕が残っちゃいました。
何だったんだろう。
あ、あとボクは炒めていたベーコンが足の甲に落ちてヤケドしてたんですが(←情けない)、それも治りました。

今日はこれから日帰りでトルコ版青の洞窟に行ってきます。
あ、でも洞窟のあるメイス島はギリシャ領だから、ギリシャ版ってことになるのか。
とにかく行ってきます。

ここに3日ほど滞在した後は、いよいよ中東を目指します。
まずはシリアだー。
でもまだラマダーン終わってないぞー。
どうなるんだー。

[PON]

世界遺産三昧なのですが、なんだかみんな似てますな。

  • 2010/08/23(月) 23:11:30

<現在、トルコ・セルチュクにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年8月3日の日記*


さて。
8月3日はスプリットから日帰りで行ける世界遺産2つもあるということなので、朝っぱらから出かけてみることにしました。

まずは歩いてスプリットのバスターミナルへ向かいます。


これはどうやらバックパッカーのようですが…乗り降り、大変じゃね?
視線が高くて気持ちよさそうですが。


バスターミナルのベンチで寝るバックパッカー。
これ、どうなってるかわかりますか?
横になって寝ている女の人の股の間に女の人が頭を突っ込んで寝ています。
これって、楽なのか?

では、まずはシベニクという街へ。
スプリットからバスで2時間ほどのところにあります(53Kn、848円)。


ボート用のガソリンスタンド。
珍しい気がする。


今日もいい天気ですなー。
っつーか、毎日毎日暑いってば。


いきなりシベニクのハイライト、世界遺産に登録されている聖ヤコブ大聖堂です。
ボクらにとって42個目の世界遺産となりました。


斜めから見たところ。
建築には100年以上かかっており、途中に幾度も建築責任者が変わったんだそうな。
そのため当初はゴシック様式で建設が進められていたのですが、途中からルネッサンス様式へと変更され、結果として両様式が融合した教会となったそうです。
まぁ、どの辺がゴシックでどの辺がルネッサンスなのか全然わかんないんですけどね。


入場料は10Kn(約160円)、さらに内部にある洗礼室は別料金で10Kn(約160円)だったのですが、この洗礼室の天井部分の装飾(写真)は非常に美しいものでした。
撮影禁止だったのですが、あまりの素晴らしさにこっそり撮っちゃいました。ごめんなさい。


再び教会の外へ。
扉の彫刻も非常に美しい。
扉の両サイド上部にいるのはアダムさんとイヴさんですな。


教会の東側には71人もの人間の頭部の彫刻があり、当時のシベニク市民の有力者をモデルにしていると言われているそうです。

シベニクの街を上から眺めるために、山の上にある聖ミカエル要塞を目指して旧市街を歩いてみることにしましょう。


道が入り組んでいて、迷路みたい。


こんなところにマリア様が。


キキの使っていたデッキブラシですかね。

そして聖ミカエル要塞(入場料20Kn、約320円)に辿り着くと…


おぉ、いい眺め。
これぞクロアチア的な景色。


先ほどの聖ヤコブ大聖堂、上から見ると十字の形をしていますな。


青い空がきれいだなぁ。
ここのところ、毎日次々に新しい国や新しい街を訪れては駆け抜けているわけですが、ここを訪れることはもう一生の内にないかもしれない、というかおそらくないわけで、こんな旅ができる幸せをかみしめつつ、この景色をしっかりと目に焼き付けておこう…
と、なぜかふとその時そんなことを思いました。


丘を下って、旧市街をぶらぶら。

お腹が空いたので(相変わらず)ピザで昼ご飯を済ませた後…


恒例のアイスクリーム!
このカプチーノアイス、激うまでした(5Kn、約80円)。


さぁ、次はシベニクとスプリットの間にあるトロギールという街へ。
バスで1時間ほど戻ります(46Kn、約736円)。


バスからの眺め。
この辺りの海は本当にきれい。
クロアチアは海を目的に来たわけではなかったので泳ぎませんでしたが、今思えばちょっともったいないことしたかな。


というわけで、トロギールに到着。
トロギールは周りを城壁に囲まれた小さな島で、橋によって本土と結ばれています。
というか、正確には元々は本土と陸続きだったのですが、敵の侵入に備えて水路を造り、人為的に本土と隔てられたのだそうです。
そんな古都トロギール世界遺産に登録されています。本日2個目ですな。
ボクらにとって43個目の世界遺産となりました。


本土から橋を渡ったところにあるのがこの北門。
ここから城壁の内部に入ることができます。


トロギールを代表する、聖ロヴロ大聖堂(入場料20Kn、約320円)。
ガイドブックによれば、ロマネスク様式とゴシック様式の調和した美しい教会…
相変わらずなんとか様式とか、よくわかりませんな。


この門の装飾はすごかったなー。
クロアチアの中世美術の傑作なんだそうな。
ここにも両サイドにアダムさんとイヴさんがいますな。


…なんでしょ、このつるんとしたイヤな感じは。
耳がないからか?鼻がでかいからか?


おぉ、中もすごいわ。


…天井から誰か出てきてますな。
ちょっと怖いんですけど。


鐘楼の上からの眺め。
これもクロアチアらしい風景ですな。
ちなみに上まで上る階段は向こう側が透け透けだったため、高いところが苦手なKAOは途中で上るのを断念していました。


カメルレンゴの砦です(入場料20Kn、約320円)。
そこからの眺めが…


こんな感じ。
…えーっと、みなさんそろそろお気づきかと思いますが。
スプリット、シベニク、トロギールと立て続けに世界遺産に登録されている街並みを見てきたわけですが、どこもよく似ているんですね。


石造りの旧市街があって、大きな教会があって、オレンジ色の屋根の向こうに青い海が見えて。


この写真なんか、実際行った自分でもスプリットだかトロギールだかわかんなくなっちゃいます(正解はトロギール)。


どこの街にもネコが多いし。
加えて言えば、次に訪れるドブロブニクの街並みも結構似たような感じです。


トロギールから30分ほどバスに乗って(20Kn、約320円)、スプリットに帰ってきました。
今日は海沿いにあるFifeというシーフードレストランで晩ご飯。


まずはビール!


シーフードリゾットと何かの魚のグリルとサラダ。
リゾットはもちろん美味かったし、魚もクセがなくて結構いけました。
これで2人で107Kn(約1712円)。
たまにはピザ以外のものが食べたくて、ちょっとというかかなりぜいたくしてみました。
時にはこんなのも良かろうて。

この店でチェコ在住の日本人夫婦とお会いしました。
夏休みなので車で遊びに来ているのだとか。
お互いにとって今まで出会ったことのないタイプの旅行者だったので、質問合戦の会話となりました。
楽しかったー。


というわけで、3日で怒涛の4世界遺産でした。
今までで一番ハイペースでしたかね。



ここでちょっとひと言
ボクらは、ここの国に行くからにはこれを見たい!というように、(現地の人とのふれ合いよりも)主に観光に重点を置いた旅をしているので、ここ最近のように次々と街を移動していると、このブログが出来損ないの観光ブックみたいになってしまっていると思います。
読んで下さっている方にとってはあんまりおもしろくないであろうことは重々承知の上なのですが、このブログは安否確認用であると共に、ボクらにとっての「記録」のつもりでもあるので、内容がつまらないあたりは勘弁していただけるとありがたいです。
たまに「あぁ、ふたりとも元気なんだなぁ。」ということを確認していただけると幸いです。

…なんで改まってこんなことを書いたのかというと。
今のところ行った所の写真とその説明だけでほぼ手一杯の状態でして。
余裕がなくて、旅の途中で考えたことだとか、旅先で出会った人のことだとか、あんまりそんなことを書いていない事実にふと気付いたわけでして。
でも本当はそういったことも旅の記録としてはとっても大切なことだということを思い出したわけでして。
…がんばります。

[PON]

連日世界遺産。

  • 2010/08/22(日) 19:45:44

<現在、トルコ・マルマリスにいます。ふたりとも >
*2010年8月2日の日記*


さてさて。
我々がやって来たスプリットは、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの宮殿がそのまま旧市街になったという珍しい起源を持つ町です。
その特殊な成り立ちと街並みにより「スプリットの史跡群とディオクレティアヌス宮殿」として世界遺産にも登録されています。
我々にとって41個目の世界遺産となります。
昨日のプリトヴィッツェ湖畔国立公園に続き、連日の世界遺産ですな。

というわけで、街の散策に出かけることにしましょう。
宿から街の中心部へは歩いて20分くらい。
まずは旧市街の外側から。


ルネッサンス風の回廊に囲まれたレプブリカ広場


ギター弾きのおっちゃん、かっこいい。


魚市場。
さすが港町…と言いたいところですが、結構閑散としていました。


海沿いの通りはものすごくおっしゃれーなカフェが並んでいました。
前方にはフェリー乗り場が見えますが、国内だけでなくイタリア行きなんてのもあるようでした。


抜けるような青空をバックにカットピザ。

スプリットの街並みを高い所から見るためにマルヤンの丘に登ってみることにしました。


爆睡してるネコ。
半分落ちかけてるけど、大丈夫なんだろうか。


15分ほど登った丘の上からの眺め。
オレンジ屋根の具合はいかにもクロアチアって感じですが、この街は思った以上にビルが多くて都会でした。
首都ザグレブよりも都会かもしれません。

丘からの帰り道。
お、さっきのネコが起きてる。


右手が…


なんか匂う。


なんでしょ、この態度悪い感じ。
猫背だし。
こんな風にクロアチアはノラ猫が多いです。

さて、今度は世界遺産である旧市街へ。


旧市街である宮殿は周囲を厚さ2m、高さ20mという巨大な壁によって囲まれています。


宮殿内には東西南北にある門から入れるようになっています。
西の門をくぐると…


アイス屋さん!
美味い!
って、そうじゃなくて。


旧市街は宮殿の基礎部分はそのままに、その上から建物を増築する形で街が築かれたため、古代と中世の建物が複雑に絡み合うような独自の街並みが生まれることになったそうな。


どの門から進んでも、このペリスティルと呼ばれる広場に辿り着きます。


その広場の東側にあるのが八角形をした大聖堂と鐘楼。
もともとはディオクレティアヌス帝自身の霊廟として建てられたのですが、後にキリスト教の教会として利用されるようになったのだそうな。
写真が残っていないということは…内部は撮影禁止だったのかな?
今ガイドブックを読んだところによると素晴らしいものがたくさんあったようなのですが…もうずいぶん前のことなので、ちっとも覚えていない。
ってことは、たいしたことなかったに違いない。←適当


衛兵役の人、だいぶくつろいだ感じですな。
しゃきっとせい。


洗礼室の内部です。
天井の彫刻が素晴らしい…とガイドブックに書いてあります。
うーん、これまたあまり覚えてない。


宮殿の南半分は皇帝の私邸として使われていたのですが、その地下には巨大な空間が広がっていて見学することができました(学割で10Kn、約160円)。
地下室の建築的な役割は宮殿の上部を支えることであり、そのため地下と地上は同じ造りになっているのだそうです。
つまり現在は中世の建物で埋め尽くされてしまっていますが、地下を見ることで宮殿本来のプランがわかるというわけです。
実際思った以上に広くて、見ごたえのあるものでした。


旧市街はちょっとわき道にそれると迷路のようになっていて、うろうろ歩くのはなかなか楽しいものです。


というわけで、大雑把ではありますがスプリットの街の紹介でした。


宿のベランダから見るスプリットの夕暮れ。


この日は近くの店でパンやらピザ(←また)を買ってきて、ビールで一気に流し込んでみました。
何かと物価が高めのクロアチアですが、ビールは5.69Kn(約91円)と安かったです。

今日もよく歩きました。
明日は世界遺産ダブルヘッダーです。

[PON]