飯が美味いって素晴らしい〜チベットツアーその2。

  • 2010/05/09(日) 04:24:08

<現在、トルコ・イスタンブールにいます。ふたりとも健康です。>
*2010年4月26日〜27日の日記*


〜ツアー3日目(4月26日)〜

朝食を食べて、バス移動開始。



ラツェの街はこんなに穏やかだったのですが、しばらく走ると…



こんなんだし。
くれぐれもサンダルでは行かない方がいいと思います。

ラツェから2時間半ほどで標高3900mのシガツェという街に到着し、この日のドライブは終了。

さて、昼ごはん。前日まででチベット料理に対する拒否反応を示し始めた我々ですが、ここにきて救世主登場です。
その名も中華料理
なぁんだと思われる方もいるかもしれませんが、あなどるなかれ。美味いわ安いわ



これは豚の皮(?)としし唐の炒め物…的な料理。辛かったけど、非常に美味し。料理名が曖昧なのは、メニュー見てもいまいちよくわからないからです。ローカル食堂だと、英語とか全く通じないし。



回鍋肉炒飯。これ、めちゃめちゃ美味かったです。今まで食った炒飯の中でも3本の指に入るかも。

この先も中華料理のお世話になりまくるわけですが、(少なくともボクらが入った店に関して言えば)本当にハズレがありませんでした。高い店に入っていたわけではなく、むしろ安くてローカル色満載の店ばかりを選んでいたのですが、どの店で食っても早いの美味いの安ーいの。確かに若干オイリーな感じであったことは否めませんが、日本人にとって現地の食べ物で困った時には中華料理は非常にありがたい存在であることを痛感しました。どんな国に行ってもたいてい中華の店はあるものですし、ましてここは中国。不味かろうはずがない

ただしそんな店ではほぼ英語が通じません。でもそこは日本人の強み。メニューの漢字から何となくではありますが、ある程度の推測ができます。もちろんたまに想像していたものとは全然違うものが出てきて驚かされることもありますが、そこで学習することによって次に繋がります。そこら辺がまた楽しい。
…なーんてえらそうに書いてますが、実際は一緒に行動していた日本人のSさんが結構中国語を操ることができたので、ほとんど頼りっきりだったんですけどね。ただひとつだけボクらが真っ先に覚えた言葉があります。「ウォ ブゥ チィ ラァ」、漢字で書くと「我不吃辣」。「吃」は食べるという意味です。何となくわかりますかね。つまり「私は辛いものが食べられません。」ということです。KAOはちょっと辛いものが苦手なのですが、中華ではうっかりしてると結構辛いものが出てきたりすることがあるので、まずは注文しようとしているものが辛いかどうかを確認する必要があるわけです。
それ以外は注文も指差しで何とかなるし、会計も電卓で表示してもらえば問題なしです。あとは「おいしい」と「ありがとう」さえマスターすれば、完璧です。



この日の宿はYak Hotel、にょきっと顔を出しているのがヤクさんですね。



今まで名前だけ出てきましたが(←ヤクバター茶とかヤクバター茶とかヤクバター茶とか)、これがヤクです。毛皮を被ったウシってところですかな。
チベットでは毛皮、ミルク、肉など全てをヤク立てているようです。



併設されていたヤクランドリー。
ヤクランドリーって言うとヤクが洗濯しているところ、もしくはヤクが乾燥機の中で回っているところを想像してしまうのはボクだけでしょうか。
ちなみにランドリーは中国語で「干洗部」なんですね。なるほど。


午後からタシルンポ寺に行きました。ちなみに寺院などの入場料もツアー料金に含まれています。



この寺院はダライ・ラマなどが属するゲルク派の六大寺院の一つです。阿弥陀菩薩の化身である歴代のパンチェン・ラマが政治・宗教の中心人物としてここで活躍しています。パンチェン・ラマはチベット仏教界において、ダライ・ラマに次ぐナンバー2の地位にあります。共産党の解放闘争の時にパンチェン・ラマは中国側についたので、この寺は破壊されずに昔のままの姿を留めているんだそうです。
ところで山の斜面に蜘蛛の巣が張ったようになっているのがわかりますかねぇ。



アップで見ると、これ全部タルチョ(旗)なんですよ。どうやって張ったんでしょうね。命懸けにも程がある。



チベットのヤギはちゃんと右回りでお参りしてました。



内部は撮影有料(←結構高い)だったので、外観だけ。
これが一番大きな大弥勒殿です。中には大きな弥勒菩薩像と歴代パンチェン・ラマの霊塔殿がありました。



グレート・ムタにしか見えん。



幼い人たちは違う色の服を着ていたのですが、修行中の印でしょうかね。ま、適当に言ってますけど。



徐々にお坊さんたちが集まってきました。こんな感じでだらっとしていたのですが…



突然みんな集まってきて、大合唱。何事?
どうやら食事前のお祈りみたいなものだったっぽいです。この後、わらわらと部屋になだれ込んでいき、食事タイムとなったようでした。



坊さんたちが脱ぎ散らかしていった靴。暖かそうですな。サンダルしかない我々にぜひ貸して頂きたいものです。



これが噂のヤクバター茶。僧院入りした場合、アレを必ず飲まなければならないのだとすれば、ボクらにとっては苦行に等しい。

この日は遅い時間に、しかも大量に昼飯を食いすぎたので、夜は適当にお茶とかを飲んで終了。
ちなみにこの日から宿が一気にグレードアップしました。前日までは共同のシャワーすらない状態だったのですが、この日はものすごくきれいなツインルームで、トイレ・ホットシャワー付き。テレビやエアコン(暖房)まで付いていました。たぶんチベットではかなり高級な部類に入ると思われます。
今日はあったかい部屋で寝られるぜーと思っていたら…エアコン故障中
ホテルの人に訴えたら、バカでかい電熱ヒーター的なものを持ってきてくれました。ま、想像通り部屋全体は温まりませんでしたけど。


〜ツアー4日目(4月27日)〜

朝食後、この日のドライブスタート。



とあるところで、休憩。



荷馬車。ご苦労様です。



これ、ぱっと見動物虐待の写真ぽいですが、どうやら彼女なりのイヌのかわいがり方らしいです。手が汚れるのがイヤなんでしょうかね。



イヌの方もこうされることが嫌いじゃないらしく、ボクらが近づいていくだけでこんな風になってしまいました。


この日は2時間ほどで宿泊地であるギャンツェの街に到着しました。
まずは観光です。



パンコル・チョーデという寺院です。
チベット仏教にはいくつかの宗派があるのですが、ここは各派が共存する仏教学問の中心地として発展してきたそうです。



これは敷地内にある8階13層、高さ34mの仏塔、パンコル・チョルテンです。



入り口の装飾が美しい。






みなさん、顔色が悪いですね。



頭が大阪のおばちゃんみたいですな。罰当たりますかな。



これは…桜ですかね。桜っぽく見えました。


さて、お待ちかねの昼ご飯。
3人で行ってみんな別なものを頼んだのに、同じものが3つ出てきました。まぁ、間違いなくめんどくさかったんでしょうな。一応文句は言ってみたものの、腹も減っていたしこっちもめんどくさくなったので食べてみました。



美味い。きし麺のおばけみたいな麺に、牛肉の角煮みたいのがのっていたのですが、実に美味い。ついでに餃子も美味い。
手を抜いたことは許してあげることにしました。



この日の宿はZong Shan Hotel。
きれいなホテルでしたが、暖房設備はありませんでした。ギャンツェは標高3950mで昨日の宿泊地シガツェとあまり変わらなかったのですが、昨日ほど寒くはなかったので暖房なしでも大丈夫でした。

この日の観光はこれにて終了だったので、午後はそこら辺を散歩してみました。
そういえば、中国では国民の識字率を高めるために、省略した漢字を多く使っています。
例えば…



これは「中国農業銀行」。「農」は下の部分だけ、「業」は上の部分だけが残ってしまったわけですな。最初は戸惑いますが、慣れると意外と読めるようになりました。

さて、晩ご飯。



KAOの頼んだこの麺料理、肉野菜たっぷりでめちゃくちゃ美味かったです。「炒麺」と書いてあったんで焼きそば的なものだと思っていたんですが、丼に入れたら山盛りの汁麺になっちゃってました。



餃子はどこで食ってもハズレ無し。心の底から美味いです。ビバ中華



一緒に飯食いに行ったみんなと店員さんと一緒に記念撮影。日本、香港、ノルウェーと多国籍軍でした。

それにしても、飯が美味いって素晴らしい。

[PON]

この記事に対するコメント

とうとう

東洋と西洋の真ん中まで来たんですねー。トルコでは お奨めの食べ物がいっぱいあるよ〜。

>nowhereさん

>東洋と西洋の真ん中まで来たんですねー。

来ちゃいました。
まぁ、これからちょいと逆戻りしますけど。

>トルコでは お奨めの食べ物がいっぱいあるよ〜。

毎日美味いもの食いまくりです。
いい国ですなぁ。

お久しぶりです!

お二人ともお元気そうで何よりです。

それにしても現地の安くて美味い中華!なつかしー!!!
うらやましー。

>どんな国に行ってもたいてい中華の店はあるものですし

ヨーロッパの中華の店は気を付けた方がいいと思いますよ。

わたしは昨年コペンハーゲンで中華料理の店に行ったら
くそ不味くて散々でした。

旅行中 欧米料理に少々飽きていたので中華でも食べようかーと
夫婦二人で某有名ガイドブックに載っていた店に入ったのですが…
あんなに不味い中華がこの世に存在するとは!!!

中国留学時代も含めいろいろ食べたけど、人生で一番不味かったです。
許せない!こんなのは中華と呼べない!!認めたくない!!!という感じです。

というわけで、コペンハーゲンの北京楼には行かない方がいいと思います。
(あーガイドブックの編集部に削除するよう情報を送ろうと思って
何もしないまま月日が流れている…)

ちなみに、ヨーロッパによく行く知人は
不味い中華の店にあたる率が高い
と言っていたので、
ヨーロッパでは気を付けた方がいいのかもしれません。

何が違ってあんなに本場と違うんだろうか、というくらい
不味かった。←しつこい

ワンよりこんにちわ

PONさん、KAOさん、こんにちわ、トルコの旅人です。

今頃は既にイスタンブールを発たれたころでしょうか。

さて、以前予告をさせて頂いたのですが、夫がブログを作成しました。

ht○p://dariohaniko.blog3.fc2.com/
○をtに変えてください。

急いで作ったうえに、あまり役に立たない自己満ブログです。おまけに話題は食べ物に偏り気味・・・

お時間のあるときにでも、のぞいて下さると嬉しいです。

さて、私たちは、アンタクヤからシリア入りし中東を周ってから、またトルコ再入国という予定を今のところたてています。

ただ、カッパドキアなどの名所に寄ってからにしようか〜とも考えています。もしかしてお会いできるかもしれませんね!!!

ところでイランVISAですが、もうご存知だと思いますが、トルコのトラブゾンという街で即日発行してもらえるという情報を見つけました。
それとシリアのダマスカスで即日発行を受けたという方もいらっしゃいました。いずれも自分の経験ではないので、確実ではないのですが(汗)

外から見ると真っ黒な印象のイランですが、実際のイランは人も景色も真っ白にまぶしく、美しい国でした。

では、またコメントさせていただきますね!!!

PS:チベットの食べ物、美味しそうですね〜、よだれがでます。
ここトルコも食べ物が美味しくて、毎日幸せです。

>ayapoyさん

コメントありがとう。
ふたりともあり余るくらい元気ですよー。

了解しました。
ヨーロッパの中華、気をつけます。
でもたぶんヨーロッパは食費も高いので、その国でどうしてもこれだけは!っていう料理は金出して食べますが、それ以外は自炊になるんじゃないかなー。
だから中華に逃げる余裕もないかも。

  • 投稿者: PON
  • URL
  • 2010/05/16(日) 04:35:03
  • [編集]

>トルコの旅人さん

こんばんはー。
今はギョレメの宿でのんびりしています。あと2日くらいはいる予定です。

ブログ開設おめでとうございます!
さっそくのぞかせてもらいました。これからもちょいちょい遊びに行きますね!

イランビザ情報、ありがとうございます。
ボクらもつい先日トラブゾンでビザを取得した方のブログを見つけ、メールで確認したところ、即日で発行してもらえるとのうれしい情報を得たところです。
これでイランに行けるぜー!
楽しんできます!

トルコ、飯が美味いですねー。
物価が安くないのに外食しまくって、ちょっとヤバいです(笑)。

では、よい旅を!

祝・イランVISA

イランVISA、おめでとうございます!!!(って、まだ持ってないって??)

これでイランに入国できますね。

想像を遥かに越える良い国だったので、今でも何かにつけて『イランではこうだったよね〜』というのが口グセになってしまっています(笑)

あぁ、もう一度行きたいな〜。

では、引き続き良い旅を!!!

PS:私たちは今Gaziantepというシリア国境に近い街に滞在しています。
ピスタチオの産地、そしてトルコで6番目に大きな都市です。
ここの気温は33度、暑いです・・・ビールがうますぎます。

>トルコの旅人さん

>イランVISA、おめでとうございます!!!(って、まだ持ってないって??)

えーっと、まだです(笑)。無事取れることを祈っていてください。

今までイランに行ったことのある旅人でイランのことを悪く言う人には、誰一人として会ったことがありません。楽しみだなー。

>私たちは今Gaziantepというシリア国境に近い街に滞在しています。

国境目前ですねぇ。今回はすれ違いになりそうですが、いつかどこかで出会えることを楽しみにしています!

イスタンブールで出会った旅人たちに中東の楽しそうな話をたくさん聞きました。
ブログ、楽しみにしてますよー!

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