『天国にぶっ放せ!』
- 2012/03/11(日) 02:35:15
ついに、ついに上がった2万発の花火。
天国に届かないわけがねぇ。
2万発って、すごい数だった。
あんな数の命が…。
「おーい。見えたかー?オレたちは元気だぞー。」
[リアルタイム情報]日本・南相馬市にいます。
- 2012/02/17(金) 23:05:45
現在、日本・南相馬市にいます。
ふたりとも健康です。
まったくもって、本当に大変ご無沙汰しております。
ブログやら何やら、すっかり放置でした。
すいません。
それからメールやら何やらいただいていたのに、返信していないものも数多くあります。
本当にすいません。
って、このブログ上で謝ってみたところで、いったい何人の人が読んでくれるかわかりませんが。
帰国してから早10ヶ月、そしてあの地震から11ヶ月が経ちました。
ボクらは4月からずーっと福島県の南相馬市というところを拠点にして、被災地でのお手伝いを続けています。
原発からは30数キロといったところです。
長いことこの辺りで暮らして、様々なものを見て、たくさんの人たちと話をして、みんなに伝えたいことや言いたいことは、それこそ山のようにあるのですが…
それは会った時にということで。
っていうか、被災地に来たことがない人は、今からでもいいので足を運んでみて下さい。
全然遅くはありません。
さて。
被災地でのお手伝いということで、4月から今までふたりでいろんなことをしてきました。
例えば…
被災馬の診察・治療・健康管理(PON)、被災馬を受け入れている牧場作業の手伝い(馬房掃除・放牧・えさ作り・施設の修繕など)、津波で被害を受けた家や畑のがれきや泥の撤去、仮設住宅へ入居する人たちへの物品の配布、避難所や仮設住宅での炊き出し、幼稚園への水やぬいぐるみの配布の手伝い、仮設住宅を建てるために全国から集まってきた大工さんたちのための宿のお手伝い、避難所の運営補助、泥だらけになった写真の洗浄、田植え、津波で被害を受けた地域の生物調査、在宅被災者へのアンケート調査、仮設住宅の建設現場での手伝い、支援物資の配布…。
ざっと思い出せるだけでも、こんな感じです。
夏から秋にかけては、ハーモニィセンターが行った東北支援活動のお手伝いもしました。
被災地の幼稚園や保育園、仮設住宅、復興イベントなどにポニーを連れて行ったのですが、ポニーの背中の上ではしゃぐ子供たちの笑顔が忘れられません。
あの地震から、どれだけ恐ろしい思いをし、どれだけ悲しい目に遭い、そしてどれだけのことを我慢しなければならなかったかを考えると、涙が出そうでした。
…と、それぞれの活動について感じたことはたくさんありました。
なぜこのタイミングでブログを更新しようと思ったのかといいますと、みなさんにちょっとお知らせしたいことがありまして。
ボクらの活動のメインの一つに「スコップ団」があります。
宮城県を中心とした被災地ではだいぶ有名になりつつありますが、その他の地域ではまだまだですかね。
スコップ団の中心メンバーは震災直後からガソリンの配布や動物の保護(イヌとかネコとかイルカとか)、遺体安置所へのドライアイスの配布など様々な活動を続けてきて、現在は毎週末、宮城県山元町を中心に津波に襲われた家のドロかきをしています。
詳しくは団長のブログ『どうせ地球のチリだからな。』を読んでいただくのが一番かな(下の方にHPやらブログやらをまとめて紹介します)、結構ボリュームがあります。
毎週末、どんな感じでやっているかもわかりますし、被災地の想い、スコップ団の想い、そして何より団長の想いを感じてもらいたい。
で、そのスコップ団が3月10日、天国へ向けて追悼花火を打ち上げることになりました。
場所は宮城県の泉ヶ岳。
今回の震災による死者・行方不明者を合わせたおよそ2万人分ということで、2万発ぶっ放す予定です。
ただ、みなさんのご想像通り、ものすごいお金が必要になります。
今たくさんの人たちに呼びかけて、募金を集めているところです。
集めたお金を被災者の手元に残るような「物」ではなくて鎮魂のための花火という形で使うこと、お金をかけた花火大会なのにボクらが見るものではなくて、あくまでも天国へ打ち上げるものだということ(ある程度天候が悪くても実施する予定です。また当日は被災者の方々は招待しますが、一般の方々は会場へ入ることができません。ただ仙台周辺では一番高い所から打ち上げるので、晴れていれば仙台市内はもちろん、津波の被害を受けた周辺の市町村からも見えます。)などといった趣旨に賛同していただける方は募金をお願いしたいと思います(詳しくは団長ブログのこちらの記事をご覧下さい)。
またみなさんの周りの方々へもスコップ団や追悼花火のことをお伝えいただけるとうれしいです。
企業レベルでの出資ももちろん歓迎いたします。
以上、久しぶりのくせに一方的ではありますが、よろしくお願いします。
ボクらが震災後に関わった方々とか団体のHPやらブログやらの紹介。
『財団法人ハーモニィセンター 相馬ポニー牧場通信』
〜相馬ポニー牧場のブログ。この相馬ポニー牧場が震災後から被災馬を受け入れ、そこでお手伝いを始めたのをきっかけに、その後もずーっと住まわせてもらっています。被災地のために、そして何より被災地の子供のために一生懸命になっている牧場長のあたろうさんは、震災後に出会った、最も尊敬できる人間の一人です。
『Riding For All』
〜相馬ポニー牧場を中心にハーモニィセンターが行った東北支援活動事業についてのブログ。被災地の子供のもとへポニーを連れて行きました。
『被災馬INFO』
〜NPO法人・引退馬協会の被災馬に関するHP。引退馬協会は震災直後から被災した馬のために動き、長期的な支援活動を行いました。この団体の紹介で南相馬市へ行くことになりました。
『被災馬 近況報告ブログ』
〜相馬ポニー牧場で被災馬の世話やら何やらを数ヶ月間一緒に行った、引退馬協会現地スタッフのブログ。
『フー太郎の森基金』
〜お隣の相馬市を中心に被災地の支援活動を行ったNGOフー太郎の森基金のHP。代表の新妻香織と一緒に週1〜2回、本当にいろんなことをやりました(主にKAO)。津波で被害を受けたイチゴ農家のドロかき、避難所や仮設住宅での炊きだし、支援物資の配布、在宅被災者へのアンケート調査、松川浦の遊歩道整備…まだまだ数え切れません。
『We Are The Earth』
〜ビーチクリーンウォーカー・岡野龍介さんの活動報告ブログ。震災直後から夏までは週2回、それ以降も週1回のペースで鎌倉から相馬へ支援活動に通い続け、しかもほぼ毎回日帰りという、つわものサーファー。本当にすごい人です。フー太郎の森基金の支援活動をずーっと一緒にやってきました。毎回、水やらお菓子やらを運んできては相馬市や南相馬市の保育園や幼稚園に届けています。以前はぬいぐるみキャラバンにも関わっていました。
『どうせ地球のチリだからな。』
〜スコップ団団長のブログ。もし時間が許すのであれば、地震の日から彼が何をして、どんなことを考えていたかをぜひ知っていただきたい。ボクらは彼に出会えたこと、そしてスコップ団の仲間に出会えたことを心から誇りに思います。
『スコップ団事務局』
〜スコップ団事務局のブログです。スコップ団の活動予定やらグッズの注文(←活動資金になります)やらはこちら。
『ほぼ日刊イトイ新聞 僕たちの花火の連絡、見えますか。スコップ団団長 平了+糸井重里 対談』
〜糸井重里さんがスコップ団をずっと応援してくれています。スコップ団と鎮魂花火の全体像に関しては、この連載を読んでもらうのが一番わかりやすいかもしれません。
『ほぼ日刊イトイ新聞 山元町と手をつなぐ。』
〜ついでにこちらの連載もどうぞ。夏ごろのスコップ団の活動を紹介してくれています。
最後にひと言。
ボクら一人一人にできることは本当に小さい。
でも、ゼロじゃないよ。
[PON]
[リアルタイム情報]日本・神奈川にいます。
- 2011/04/02(土) 14:07:08
現在、日本・神奈川にいます。
ふたりとも健康です。
今日、無事帰国しました。
しばらくはKAOの姉さんの家にお世話になることにしました。
まずはここで情報収集をしたり、ここから通えるボランティアに行こうと考えています。
帰国するということを決めてからというもの、みなさんから応援、アドバイスなどをたくさんいただきました。
本当にありがとうございます。
まずは帰国の報告まで。
長旅を終えた旅人は誰しも感じることだとは思いますが。
改めて、日本ってすごい国ですね。
いろんな意味で。
[PON]
帰国します。
- 2011/03/27(日) 13:40:19
現在、ペルーのリマにいます。
ボクは歯の治療中です。KAOは元気です。
結論から言いますと、帰国することにしました。
先日報告したように、ボクらはペルーで日本の地震の話を聞きました。
当初はそのまま旅を続けるつもりでした。
…が。
3月16日から23日まであこがれの地の一つだったイースター島に行ってみたものの、心の底から楽しめていない自分たちがいました。
このまま旅を続けても、おそらく日本のことが気になって、うわの空になってしまう気がします。
で。
ふたりで相談した結果、日本に帰って何か手伝おうということになりました。
日本にいた時とは違って、ボクらには家もなければ仕事もありません。
失うものは何もない状態です。
おまけに旅の中でいろんな体験をしたので、ある程度不便な環境でも暮らせる耐性がつきました。
つまり今までのボクらの一生の中で、今が一番「動ける」時期です。
ボクらのやろうとしていることが、単なる自己満足になるかもしれないことは十分にわかっています。
帰国する金があったら、それを募金した方がよっぽど現地の人の役に立つのかもしれません。
何が正しいのかはわからない。
でもボクらは旅をする時間と金があったら、自分たちが行動をする時間と金に当てることにしました。
旅を楽しめないんだったら、旅を続ける意味はないかな。
というか、いてもたってもいられん!ってのが、正直な気持ちです。
というわけで。
まだどういう形での「お手伝い」になるかはわかりませんが、ひとまず帰国します(ボクの歯の治療が終わってから、ですが)。
ちなみにその後については、今のところ白紙の状態です。
そこで。
元・旅人のみなさんをはじめとして、お願いがあります。
家で眠らせている寝袋がありましたら、(できれば安く)譲っていただけないでしょうか。
現地での活動にも必要ですし(ボクらは寝袋を持っていません)、現地で必要とされている方もいらっしゃると思います。
もう使わないであろう寝袋を持っていらっしゃる方、御協力お願い致します。
連絡、お待ちしています(コメントかメールか何か下さい。追って連絡します。)
[PON]
宇宙に立つ。〜ウユニ塩湖・その4
- 2011/03/25(金) 13:24:32
<現在、ペルー・リマにいます。ふたりとも健康なんですが…。>
*2011年2月11日〜12日の日記*
ペルーのリマにいます。
1週間ほどイースター島に行っていたんで、音信不通でした。
Hotmailを開くのに1分ほどかかるという、素敵なネット環境でした。
上にも書いたように、ふたりとも健康っちゃあ健康なんですが、ボクの方がちょっと。
数ヶ月前に欠けた奥歯。
とりあえずずーっと痛くはなかったんですが、最近…痛くなってきました。
さすがにこのまま放っておくわけにはいかなくなってきたので、今日からリマで歯医者通いです。
…言葉が通じないって、大変ですね。
さてさて。
書きかけになっていたウユニ塩湖ツアー2日目の続きから。
夕食後、ボクらは塩のホテルでダハブゲームをしながら、夕方から強まった風が止むのを待っていた。
交代で外に出てみるも、なかなか風は止まず。
途中、こんなことしてみた。
ライトで書いた文字。
そんなことしてるうちに…
月の入り。
まだ水面が波立っているので上下対称とはいかないものの、美しい光景。
そして2時半過ぎ、風が止んだ。
満天の星空。
そしてその星が水面に映っている。
頭上に、そして足元に星がある。
まるで、宇宙。
水平線の下にも星座が瞬く。
気付くと、足元を流れ星が流れていく。
世界中でこんな光景が見られるところが他にあるんだろうか。
さすがにこれは写真では表現しきれない。
とにかく言葉にならない景色の中に、ボクらは立っていた。
一つだけ難点を挙げるとすれば…寒い。
さすがに夜は水が相当に冷たいので、10分も立っていると歯の根が合わなくなってくる。
ウユニの街とかで安く売っているので、長靴を持っていくことを強く勧めたい。
5時半頃。
夜が明けてきた。
この時間が今までで一番風がなかったように思う。
完全に凪の状態。
みんなで朝日を待つ。
いや、マジで寒いって。
思い切って水に入ってみた。
鏡の上を歩いているみたい。
日の出の方角ばかりを気にして見ていたのだが、ふと振り向いてみると…
なんだ、この色(実際見た色とちょっと違う気もするけど、だいたいこんな感じ)。
すごい空。
今まで、自然界でこんな色見たことない気がする。
こうなりゃ、寒いなんて言ってられない。
みんな、思わず水の中へ飛び出す。
あ、いや、やっぱ寒いって。
さっきの写真と比べて真ん中の青っぽい部分が狭くなってきたのがおわかりだろうか。
日の出が近づくにつれ、夜の部分が水平線の向こうへ消えていく。
鳥たちが空を飛ぶと、もう一つの空にも鳥たちが横切る。
そして青い夜の部分がすっかり消える頃、反対側の空では…
日の出。
太陽から伸びる光の線まで映ってる。
2つの太陽によって迎えられた朝。
言葉を失って、立ち尽くす。
年賀状にでも使えそうな写真。
年賀状に使ったら怒られそうな写真。
ウユニ塩湖滞在中では、やっぱりこの時間が一番鏡面反射がきれいだった。
これ、いい写真だなぁ。
前日、無理を言って延泊したおかげで、すごい夕日、すごい星空、そしてすごい朝日を見ることができた。
残ってよかった。
この景色を見ずに帰ったかと思うと、ぞっとする。
そして天気もさることながら、このメンバーと一緒で本当によかった。
毎日のようにいろんな人たちがこの塩湖を訪れるのだろうが、ボクらの時が最高だった、もうこれ以上はないと自信を持って言える。
大満足。
この後はホテルに戻って、全員分合わせて20GB以上もある写真の交換をしたり、情報ノートを作ったりした。
3日間、ほぼみんな徹夜状態なんで、さすがにみんな疲れ気味。
昼飯を食った後、最後の塩湖ドライブへ。
この日は雲ひとつない晴天。
本当ならおおはしゃぎするような天気なのだが、みんなあまり写真も撮らず、車の上からこの光景をただ眺めていた。
ほとんど無言で、この奇跡のような光景を目に焼き付ける。
…まぁ、ただ単に疲れていただけって話もあるが。
1人が腹痛くてトイレに行きたいということになったので、湖の真ん中でしばらく待つことになった。
彼を乗せた車、どこにいくのかなーと思って見ていたら…
そこかーい!(車の陰で用を足している)
湖の真ん中じゃーん。
彼にとって忘れがたいトイレとなったことだろう。
最後のこの時間を楽しむ。
よく見ると、結晶化した塩がこんなピラミッド型になってたり。
手形。
最後までボクらのわがままを笑顔で聞いてくれたジョニー。
ありがとう。
こんなに楽しかったのは、あなたのおかげです。
というわけで、以上がボクらのウユニ塩湖ツアーの全てである。
旅に出る前からあこがれていた場所。
(日ごろの行いのおかげで)天候、メンバー共に恵まれた3日間だった。
やっぱり写真で見るのと、実際その場に立つのとでは大違い。
地球上に本当にこんな場所があるとは。
地球って素晴らしい。
…って、いかにも終わりそうな雰囲気の文章を書いたが、もうちょっとだけ。
街に帰ってからシャワーを浴びると…
足の裏がしわっしわ(ちょっと写真ではわかりにくいかも)。
数日間はしわが寄りすぎて痛いくらい。
おそらく特濃の塩水によって皮膚の水分が抜かれて、漬け物状態になっちまったわけだな。
ボクの場合、数週間もこの状態(シャワーを浴びるたびにしわしわになる)が続いた挙句、最終的には足の裏の皮が全部べろりとむけてしまった。
最後に旅仲間ノブくんのウユニ衝撃映像をどうぞ。
…こ、怖いっ!
穴が開いていたらしい。
八つ墓村。
ちなみに鼻とかめっちゃ痛かったことは想像通り。
飽和度MAXの塩水だもんな。
[PON]



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